ハンセン指数
　引値：20409.18ポイント
　前日比：9.07ポイント
　騰落率：0.04％

中国企業指数
　引値：6940.45ポイント
　前日比：-28.41ポイント
　騰落率：-0.41％

レッドチップ指数
　引値：3979.21ポイント
　前日比：23.79ポイント
　騰落率：0.60％

　週明け3日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。終値は前日比0.72％高の3296.40ポイントだった。深セン成分指数は1.39％高の11889.42ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆2529億9400万元だった。

　上海総合指数は終始プラス圏で推移した。米利上げの早期打ち切り期待や中国の景況感の改善を好感した買いが相場を支えた。前週末に国家統計局が発表した3月中国製造業PMIが予想を上回る強い結果となり、非製造業PMIは約12年ぶりの高い水準を更新。3日朝方に発表された2023年3月の中国の物流業景気指数は2カ月連続で上昇し、前月を5.4％上回る55.5に改善した。一方、3月の財新中国製造業PMIは予想を下回る50.0にとどまったが、2カ月連続で50以上の水準となった。指数は中盤以降にもみ合いながら上げ幅を広げ、心理的節目の3300ポイント手前で引けた。終値ベースで3月6日以来、約1カ月ぶり高値を更新した。

　セクター別では、航空・空港運営が全面高。ゲーム、ソフトウエア開発、インターネットサービス、半導体の上昇が目立った。半面、貴金属、医薬品、医薬品販売、医療サービス、自動車などが下げた。

　A株市場では、紫光（000938）がストップ高となったほか、奥飛娯楽（002292）、完美世界（002624）、科大訊飛（002230）、曙光信息産業（603019）なども大幅高となるなど、テクノロジー株が買いを集めた。証券会社の東方証券（600958）、航空大手の中国東方航空（600115）、鉄道車両大手の中国中車（601766）も高い。半面、産金株の紫金鉱業集団（601899）、家電メーカーの海爾智家（600690）、九陽（002242）、漢方薬の華潤三九医薬（000999）などが売られた。

　上海B株指数は0.64％高の296.74ポイント、深センB株指数は0.31％高の1195.63ポイント。

上海総合指数
　引値：3296.40ポイント
　前日比：23.54ポイント
　騰落率：0.72％

上海B株指数
　引値：296.74ポイント
　前日比：1.90ポイント
　騰落率：0.64％

深セン成分指数
　引値：11889.42ポイント
　前日比：163.02ポイント
　騰落率：1.39％

深センB株指数
　引値：1195.63ポイント
　前日比：3.75ポイント
　騰落率：0.31％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：4090.57ポイント
　前日比：39.64ポイント
　騰落率：0.98％