マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
31日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日続伸。前場終値は前日比0.84%高の20480.13ポイントだった。中国企業指数は1.07%高の6996.73ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で782億5000万HKドル。
ハンセン指数は序盤、上昇率1%超の水準で堅調に推移。前日のNY市場で金融システム不安が和らぎ、主要3株価指数がそろって上昇したことで運用リスクを取りやすくなった。寄り付き後に発表された中国の3月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回ったことも投資家心理を支えた。もっとも、指数は7日以来の高値圏にあるだけに利益確定売りも出やすく、前引けにかけて上げ幅を縮小した 個別では、前日大引け後に子会社2社の分離上場計画を明らかにした中国ネット通販大手のJDドットコム(09618)が7%近く上昇。同業のアリババ集団(09988)も続伸している。生保大手の中国人寿保険(02628)とニット衣料大手の申洲国際集団(02313)は急反発した。一方、家電株の海爾智家(06690)と銀行株の中銀香港(02388)が大幅に反落した。不動産株の碧桂園服務(06098)、碧桂園(02007)、龍湖集団(00960)も安い。 |
|
||
ハンセン指数
引値:20480.13ポイント 前日比:171.00ポイント 騰落率:0.84% 中国企業指数 引値:6996.73ポイント 前日比:74.07ポイント 騰落率:1.07% レッドチップ指数 引値:3982.07ポイント 前日比:13.19ポイント 騰落率:0.33% |
|
||
31日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.22%高の3268.31ポイントだった。深セン成分指数は0.27%高の11683.06ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5486億2400万元だった。
上海総合指数はほぼプラス圏で推移した。金融システム不安が後退するなか、米新規失業保険申請件数が予想をやや上回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締め緩和期待が続き、前日のNY市場が上昇した流れを引き継いだ。また、寄り付きと同時に発表された3月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が51.9となり、市場予想の51.5から上振れたことも好感された。ただ、週末を前に持ち高を調整する動きも広がり、相場の重しとなった。セクター別では、保険が全面高となったほか、漢方薬や教育、ゲームなども買われた。半面、造船や医療サービス、半導体などが売られた。 上海B株指数は0.27%高の295.11ポイント、深センB株指数は0.38%高の1193.45ポイントだった。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
08:19 | [企業] 決算寸評:中国工商銀行、24年6月中間決算は減収減益 |
08:07 | [企業] 中国人寿保険、1−8月の保険料収入は5.9%増 |
09/09 | [業界] 香港市場の自社株買い、68銘柄で総額706億円(9月9日) |
09/09 | [業界] 鉄鋼セクターの業績市場予想一覧(9月9日) |
09/09 | [業界] 非鉄金属セクターの業績市場予想一覧(9月9日) |
レポート |