ハンセン指数
　始値：20583.88ポイント
　前日比：274.75ポイント
　騰落率：1.35％

中国企業指数
　始値：7030.13ポイント
　前日比：107.47ポイント
　騰落率：1.55％

レッドチップ指数
　始値：3979.81ポイント
　前日比：10.93ポイント
　騰落率：0.28％

■中国海外発展（00688）：2022年12月本決算をきょう発表する。ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想は売上高が2234億4700万元、純利益は288億9800万元。

■中国生物製薬（01177）：2022年12月本決算をきょう発表する。ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想は売上高が297億9200万元、純利益は39億4500万元。

■海底撈国際（06862）：2022年12月本決算で純損益13億7400万元の黒字に転換した（前年は41億6300万元の赤字）。売上高（継続事業のみ）は前年比20.6％減の310億3900万元。

　31日の香港市場は買いが先行か。金融システム不安が後退して前日の米株式相場が上昇した流れを引き継ぐだろう。米長期金利の指標となる10年物国債利回りが同日に低下したことも支援材料。中国ネット通販大手のアリババ集団（09988）が事業再編を明らかにしたのに続き、同業のJDドットコム（09618）も子会社の分離上場計画を発表しており、ネット株が買いを集める展開がありそうだ。

　きょうの寄り付き前に中国の国家統計局が3月の製造業購買担当者景気指数（PMI）を発表する。中国景気の先行き不透明感が強いなか、先行指標であるPMIが市場予想から大幅にかい離した結果になれば相場の波乱要因になり得る。

　30日のNY株式相場は主要3指数がそろって続伸。米新規失業保険申請件数が予想をやや上回ったことで、米連邦準備理事会（FRB）による金融引き締め緩和期待が続いた。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は、大型ネット株のアリババ集団とJDドットコム、テンセント（00700）がそろって香港終値を上回って引けた。