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指数: 15分ディレイ
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21日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。世界的な金融システム不安への警戒感が後退し、前日のNY市場が上昇した流れを引き継いだ。また、指数は前日に2%超下落し、昨年12月7日以来およそ3カ月半ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも広がっているもよう。
指数は日本時間午前10時32分現在、前日比0.43%高の19098.62ポイントで推移している。個別では、HSBC(00005)とAIAグループ(01299)が買われて指数を押し上げているほか、安踏体育用品(02020)や舜宇光学科技(02382)の上昇も目立つ。半面、信義光能(00968)や康師傅控股(00322)などが売られている。 |
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上海総合指数
始値:3240.84ポイント 前日比:5.93ポイント 騰落率:0.18% 上海B株指数 始値:288.31ポイント 前日比:0.02ポイント 騰落率:0.01% 深セン成分指数 始値:11270.07ポイント 前日比:22.94ポイント 騰落率:0.2% 深センB株指数 始値:1168.04ポイント 前日比:0.84ポイント 騰落率:0.07% 滬深300指数(CSI300指数) 始値:3948.16ポイント 前日比:9.08ポイント 騰落率:0.23% |
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20日のNY株式相場は反発。経営不振が続くクレディ・スイスをスイス最大手のUBSが買収すると発表したことで世界的金融システム不安への警戒感が和らいだ。日米欧の6中央銀行が市場に十分な米ドルを供給すると発表したことも安心感につながった。ダウ平均は上昇してスタートすると、終盤に418米ドル高まで上昇し、382.6米ドル高(+1.20%)で終了。S&P500も終日プラス圏で推移し、0.89%高で終了。ハイテク株主体のナスダック総合は米長期債利回りの上昇が嫌気され0.69%安まで下落したものの、0.39%高で終了し、主要3指数がそろって反発した。業種別ではS&P500の全11セクターが上昇。エネルギー、素材が2%超上昇し、資本財、生活必需品、ヘルスケア、金融なども1%超上昇した。
先週に71.83%安と暴落したファースト・リパブリック・バンクが47.11%安と大幅続落し、一部地銀の経営破綻懸念が続いたものの、クレディ・スイスの破綻回避や主要中銀のドル資金供給が好感され、ゴールドマン・サックスが1.97%高、JPモルガン・チェースが1.06%安と大手行はおおむね上昇した。先週大きく下落したエネルギー、素材株も大幅反発したが、米国債利回りが上昇したことでマイクロソフトやインテルが2%超下落した。センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は24.15ポイントと先週末比1.36ポイント低下した。 |
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