ハンセン指数
　始値：19352.90ポイント
　前日比：-165.69ポイント
　騰落率：-0.85％

中国企業指数
　始値：6568.78ポイント
　前日比：-46.93ポイント
　騰落率：-0.71％

レッドチップ指数
　始値：4028.65ポイント
　前日比：-12.06ポイント
　騰落率：-0.3％

■ホンコン・チャイナガス（00003）：2022年12月本決算は純利益が前年比4.6％増の52億4800万HKドルとファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想の62億3800万HKドルを下回った。売上高は13.8％増の609億5300万HKドル。

■舜宇光学科技（02382）：2022年12月本決算をきょう発表する。ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想は売上高が322億4400万元、純利益は25億2900万元。

■小鵬汽車（09868）：17日大引け後、2023年1−3月期の売上高が前年同期比43.7−46.3％減の40億−42億元となる見通しを明らかにした。納車台数は45.0−47.9％減の1万8000−1万9000台に落ち込むと見込む。

　週明け20日の香港市場は神経質な展開か。世界的な金融システム不安への懸念が残るなか、米連邦準備理事会（FRB）による利上げの先行きは不透明になっている。21−22日に米連邦公開市場委員会（FOMC）を控え、結果を見極めたい投資家が積極的な売買を見送るだろう。決算など個別に材料の出た銘柄の物色が中心の相場になりそうだ。きょうはハンセン指数構成銘柄の舜宇光学科技（02382）が2022年12月本決算を発表する。

　スイス金融機関最大手UBSは19日、同2位で経営危機に陥っていたクレディ・スイスの買収で合意した。また、FRBなど日米欧の6中央銀行は19日、中銀が協調して市場への米ドル供給を強化すると発表した。ただ、欧米で金融機関の連鎖破綻が続く可能性への警戒感は根強く、運用リスクを取りにくいと予想する。

　17日のNY株式相場はダウ平均が反落。米地銀のファースト・リパブリック・バンクが再び急落したことで金融株を中心にリスク回避の売りが強まった。ハイテク株主体のナスダック総合は 5日ぶりに反落した。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は総じて下落。国際金融銘柄のHSBC（00005）とAIAグループ（01299）、大型ネット株のテンセント（00700）とJDドットコム（09618）、アリババ集団（09988）がそろって香港終値を下回って引けた。