上海総合指数
　引値：3247.17ポイント
　前日比：-16.14ポイント
　騰落率：-0.49％

上海B株指数
　引値：292.41ポイント
　前日比：-1.15ポイント
　騰落率：-0.39％

深セン成分指数
　引値：11326.62ポイント
　前日比：-86.81ポイント
　騰落率：-0.76％

深センB株指数
　引値：1174.05ポイント
　前日比：-7.08ポイント
　騰落率：-0.6％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3964.51ポイント
　前日比：-22.39ポイント
　騰落率：-0.56％

　16日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。前日の欧米株式市場が下落した流れを引き継いだ。米シリコンバレーバンク（SVB）など米銀の破綻をきっかけに広がった金融システム不安がいったん後退したものの、スイス金融大手のクレディ・スイス・グループの経営不安を受けて懸念が再燃し、売りが広がっている。

　指数は日本時間午前10時36分現在、前日比0.71％安の3240.29ポイントで推移している。セクター別では、ゲーム、石炭、石油、保険が全面安となるなど、幅広いセクターで売りが優勢となっている。半面、貴金属や半導体などが買われている。

　16日の香港市場でハンセン指数は欧米株安の流れを引き継ぎ、反落して始まった。スイス金融大手のクレディ・スイス・グループの経営不安から金融システム不安への懸念が再燃し、リスクを回避する動きが先行している。

　指数は日本時間午前10時35分現在、前日比1.59％安の19229.70HKドルで推移。個別では、保険株のAIAグループ（01299）、中国平安保険（02318）、欧州金融大手のHSBC（00005）が売られているほか、米原油先物相場の急落を受けて石油メジャーのCNOOC（00883）、ペトロチャイナ（00857）が安い。半面、自動車ディーラーの中升集団（00881）、半導体受託製造のSMIC（00981）、医薬品メーカーの石薬集団（01093）、中国生物製薬（01177）がしっかり。