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指数: 15分ディレイ
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15日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比1.26%高の19490.35ポイントだった。中国企業指数は1.60%高の6542.17ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で602億5000万HKドル。
ハンセン指数はほぼ全面高で始まった。14日のNY株式相場が大幅に上昇したことで、買い安心感が広がった。前日のハンセン指数は終値ベースで2022年12月21日以来およそ3カ月ぶりの安値を付けただけに、買い戻しが入りやすい。もっとも、米銀行破綻の連鎖を受けた米連邦準備理事会(FRB)の金融政策を巡って不透明感がくすぶるなか、買い一巡後はじりじりと上げ幅を縮小した。 個別では、海運株の東方海外(00316)が9%近く上昇。不動産株の龍湖集団(00960)と碧桂園服務(06098)、ネット株の百度(09888)と阿里健康(00241)も高い。中国生保大手の中国人寿保険(02628)や、同業できょう2022年12月本決算を発表する中国平安保険(02318)も買われている。半面、アジア保険会社のAIAグループ(01299)が続落。通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)、不動産投資信託のLink REIT(00823)、香港不動産大手の恒基兆業地産(00012)も売られた。 |
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ハンセン指数
引値:19490.35ポイント 前日比:242.39ポイント 騰落率:1.26% 中国企業指数 引値:6542.17ポイント 前日比:103.17ポイント 騰落率:1.60% レッドチップ指数 引値:3955.73ポイント 前日比:54.00ポイント 騰落率:1.38% |
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15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.67%高の3267.15ポイントだった。深セン成分指数は0.44%高の11466.88ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5192億3600万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、終始プラス圏でもみ合った。米シリコンバレーバンク(SVB)など米銀の破綻をきっかけに広がった金融システム不安が後退し、14日の米株式市場が上昇したことを好感。米2月消費者物価指数(CPI)がおおむね予想通りで、金融引き締め長期化への過度な警戒感が和らいだことも安心感につながった。一方、午前中に発表された中国本土の1−2月の主要経済指標はまちまち。固定資産投資が予想を上回り、小売売上高が予想と一致した半面、鉱工業生産は予想を下振れした。 セクター別では、セメント・建材が全面高。建設、漢方薬、電源設備も高い。半面、コンピューター設備、ソフトウエア開発、インターネットサービス、通信設備が下げた。 上海B株指数は0.7%高の293.81ポイント、深センB株指数は0.44%高の1182.66ポイントだった。 |
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