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週明け13日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比2.26%高の19756.72ポイントだった。中国企業指数は2.89%高の6631.91ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で812億8000万HKドル。
ハンセン指数は次第に上げ幅を広げ、前場の高値圏で引けた。前週末発表の米2月雇用統計で失業率が予想以上に悪化し、平均賃金の伸びも予想を下回ったことで、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げ観測が後退。また、中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が閉幕し、政策への期待が改めて強まったもよう。前週末の終値は昨年12月21日以来約2カ月半ぶりの安値だったとあって、割安感に注目した買いも入った。 個別では、ネット株のテンセント(00700)と百度(09888)、アリババ集団(09988)、ネットイース(09999)が急反発。中国石油メジャーのCNOOC(00883)とシノペック(00386)、ペトロチャイナ(00857)がそろって買われた。ビール大手の華潤ビール(00291)とバドワイザーAPAC(01876)も高い。半面、海運の東方海外(00316)、医薬品開発受託の薬明生物技術(02269)、英金融大手のHSBC(00005)は続落。自動車メーカーの吉利汽車(00175)とBYD(01211)も売られた。 |
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ハンセン指数
引値:19756.72ポイント 前日比:436.80ポイント 騰落率:2.26% 中国企業指数 引値:6631.91ポイント 前日比:186.01ポイント 騰落率:2.89% レッドチップ指数 引値:3976.80ポイント 前日比:81.25ポイント 騰落率:2.09% |
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週明け13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は6営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比0.76%高の3254.53ポイントだった。深セン成分指数は0.37%高の11484.53ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5130億1200万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、終始プラス圏でもみ合った。前週末まで5日続落し、終値ベースで2月17日以来、3週間ぶり安値を付けた後とあって、買い戻しが優勢。10日大引け後に発表された2月の金融統計でマネーサプライM2、融資増加額、社会融資総量がそろって市場予想を上回ったことが好感されたほか、政策期待も地合いを支えた。李強首相は13日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の閉幕後に開いた就任後初めての記者会見で、5%前後としている23年の国内総生産(GDP)成長率目標の達成にはマクロ政策面の支援が必要との見解を示した。 セクター別では、貴金属が全面高。採掘、ソフトウエア開発、インターネットサービスも高い。半面、中国本土で自動車メーカーによる値下げの動きが拡大していると伝わるなか、自動車や自動車サービス、バッテリー、バッテリー素材が売られた。 上海B株指数は0.17%安の294.12ポイント、深センB株指数は0.68%安の1184.99ポイント。 |
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