週明け13日の中国本土株式市場で上海総合指数は反発スタート。前週末まで5日続落し、終値ベースで2月17日以来、3週間ぶり安値を付けた後とあって、買い戻しが先行している。

　指数は日本時間午前10時36分現在、前営業日比0.36％安の3241.64ポイントで推移。セクター別では、貴金属が全面高。採掘、宝飾品、建設も高い。半面、自動車と自動車サービス、医療サービス、文化・メディアが売られている。

上海総合指数
　始値：3228.12ポイント
　前日比：-1.96ポイント
　騰落率：-0.06％

上海B株指数
　始値：294.27ポイント
　前日比：-0.35ポイント
　騰落率：-0.12％

深セン成分指数
　始値：11405.14ポイント
　前日比：-37.40ポイント
　騰落率：-0.33％

深センB株指数
　始値：1188.61ポイント
　前日比：-4.53ポイント
　騰落率：-0.38％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3962.64ポイント
　前日比：-4.50ポイント
　騰落率：-0.11％

　週明け13日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前週末発表の米2月雇用統計で失業率が予想以上に悪化し、平均賃金の伸びも予想を下回ったことで、3月の米連邦公開市場委員会（FOMC）での大幅利上げ観測が後退したもよう。

　指数は日本時間午前10時31分現在、前営業日比0.67％高の19448.96ポイントで推移している。個別では、ネット株のテンセント（00700）と百度（09888）、アリババ集団（09988）、美団（03690）がそろって反発。石油株のCNOOC（00883）も高い。半面、英金融大手のHSBC（00005）が売られている。電動工具メーカーの創科実業（00669）は反落。