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10日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に4日続落。前場終値は前日比2.46%安の19434.84ポイントだった。中国企業指数は2.47%安の6485.16ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で765億7000万HKドルだった。
ハンセン指数は始値で、相場の強気と弱気の分かれ目とされる250日移動平均(前引け時点で19884.09ポイント)を割り込んだ。前日の米株式相場が利上げの再加速懸念で大幅下落した流れを引き継いだ。日本時間きょう夜に公表される2月の米雇用統計が市場予想から上振れすれば、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑制の姿勢を強めるとの見方から幅広いセクターで売りが優勢となった。 個別では、前日大引け後に2022年12月本決算を発表したJDドットコム(09618)が急落。通信株のチャイナ・ユニコム(00762)、自動車株のBYD(01211)、カジノ株のサンズ・チャイナ(01928)はそろって反落した。中国検索エンジン最大手の百度(09888)、香港不動産大手の恒隆地産(00101)も安い。半面、電動工具メーカーの創科実業(00669)と製薬の中国生物製薬(01177)が続伸。都市ガスの新奥能源(02688)も買われた。 |
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ハンセン指数
引値:19434.84ポイント 前日比:-490.90ポイント 騰落率:-2.46% 中国企業指数 引値:6485.16ポイント 前日比:-164.47ポイント 騰落率:-2.47% レッドチップ指数 引値:3941.60ポイント 前日比:-61.63ポイント 騰落率:-1.54% |
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10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5日続落。前場終値は前日比1.15%安の3238.38ポイントだった。深セン成分指数は1.09%安の11453.91ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5127億800万元だった。
上海総合指数は前日のNY市場が下落した流れを引き継ぎ、マイナス圏で軟調に推移した。積極的な買いにつながる目新しい材料が見当たらないなか、米雇用統計の発表をきょう夜に控えて様子見ムードが強まり、相場の重しとなった。一方、2022年12月本決算などを材料に個別物色の動きが活発だった。セクター別では、自動車、エンジニアリングサービス、バッテリー素材などを中心に幅広いセクターで売りが優勢だった。半面、自動車サービスや貴金属、半導体などの一角が買われた。 上海B株指数は0.82%安の294.71ポイント、深センB株指数は1.56%安の1195.42ポイントだった。 |
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