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指数: 15分ディレイ
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8日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に続落。前場終値は前日比2.53%安の20014.35ポイントだった。中国企業指数は2.90%安の6712.14ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で644億8000万HKドル。
ハンセン指数は7日のNY株式相場が大幅安となった流れを引き継ぎ、ほぼ全面安の展開。前引けにかけて心理的節目の20000ポイントを割り込む場面があった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が7日の米上院銀行委員会での議会証言で、最新の経済データは予想されたより強く、より積極的な引き締めが必要になるとの認識を示した。香港市場でも運用リスクを回避する売りが幅広いセクターで優勢となった。 個別では、テック株の小米集団(01810)、JDドットコム(09618)、美団(03690)、舜宇光学科技(02382)がそろって反落。製薬の石薬集団(01093)、不動産サービスの碧桂園服務(06098)、ガラスの信義ガラス(00868)は大幅に続落した。一方、ミネラルウオーターの農夫山泉(09633)やきょう2022年12月本決算を発表するチャイナ・ユニコム(00762)が逆行高。 |
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ハンセン指数
引値:20014.35ポイント 前日比:-520.13ポイント 騰落率:-2.53% 中国企業指数 引値:6712.14ポイント 前日比:-200.14ポイント 騰落率:-2.90% レッドチップ指数 引値:4040.91ポイント 前日比:-71.30ポイント 騰落率:-1.73% |
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8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。前場終値は前日比0.48%高の3269.33ポイントだった。深セン成分指数は0.39%安の11563.58ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4447億1800万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、終始マイナス圏でもみ合った。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言を受け、米利上げペースの加速で世界経済が冷え込むことへの警戒感が地合いを悪化させた。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が打ち出す具体的な政策措置や、週内に発表される中国物価統計や米雇用統計を見極めようと、様子見気分も広がった。 セクター別では、保険が全面安。銀行、貴金属、石油、石炭も売られた。半面、通信サービス・設備、軍需関連、インターネットサービスが高い。 上海B株指数は0.02%高の295.09ポイント、深センB株指数は0.66%安の1212.62ポイントだった。 |
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