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指数: 15分ディレイ
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週明け6日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった後、前週末終値を挟んでもみ合い。5日に開幕した中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で、2023年の国内総生産(GDP)成長率の目標は「5%前後」と、前年の「5.5%前後」から引き下げられた。香港メディア『信報』によれば、「市場予想レンジの下限」に相当する。一方、3日のNY株式相場が大幅続伸したことを受けた買いが入っている。
指数は日本時間午前10時48分現在、前営業日比0.15%安の20536.00ポイントで推移している。個別では、ネット株のJDドットコム(09618)と美団(03690)、通信株のチャイナ・モバイル(00941)とチャイナ・ユニコム(00762)が高い。半面、不動産株の下落が目立ち、碧桂園服務(06098)、碧桂園(02007)、龍湖集団(00960)が売られている。スポーツ用品の李寧(02331)も安い。 |
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3日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて堅調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比0.06%安の89.70米ドルと続落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は2.15%高の153.46米ドルと3日続伸した。主な中国関連ネット・IT株の3日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):89.70米ドル(-0.06%) ■百度(BIDU):153.46米ドル(+2.15%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):38.72米ドル(+2.24%) ■JDドットコム(JD):47.46米ドル(+0.83%) ■ウェイボー(WB):19.13米ドル(-1.34%) ■ネットイース(NTES):85.90米ドル(+0.36%) ■モモ(MOMO):9.30米ドル(+1.53%) ■レンレン(RENN):1.74米ドル(-3.33%) ■滴滴出行(DIDI):4.35米ドル(+5.58%) ■捜狐(SOHU):14.95米ドル(+1.49%) ■チーター・モバイル(CMCM):2.48米ドル(+4.21%) ■テンセント・ミュージック(TME):8.13米ドル(-0.49%) |
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3日のNY株式相場は大幅続伸。3月米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げ観測が後退し、米10年債利回りが節目の4%を割り込んだことが米国株の支援となった。
ダウ平均は終日プラス圏で推移し、387.4米ドル高(+1.17%)とほぼ一日の高値で終了。S&P500も1.68%高まで上昇後、1.61%高で終了し、ハイテク株主体のナスダック総合は2.06%高まで上昇し、1.97%高で終了。ダウ平均は3日続伸し、S&P500とナスダック総合がともに2日続伸した。業種別では、S&P500の全11セクターが上昇。ハイテク・セクターのIT、一般消費財、コミュニケーションがそろって2%超上昇し、公益、不動産、金融も1.6%超上昇した。 週間ではダウ平均が574.05米ドル高(+1.75%)と5週ぶりに反発し、S&P500も1.90%高と4週ぶりに反発。ナスダック総合は2.58%高の大幅反発となった。年初来ではダウ平均が0.74%高とプラス圏を回復し、S&P500が5.37%高、ナスダック総合が11.68%高となった。 前日に4.09%台まで上昇した米10年債利回りは3.95%台に低下した。寄り後に発表された米2月ISM非製造業総合指数(PMI)が55.1と、市場予想の54.5を上回る強い結果となったものの、前日にボスティック米アトランタ連銀総裁が3月FOMCで0.25%の利上げを強く支持すると発言したことが引き続き意識された。 |
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