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指数: 15分ディレイ
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2日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.40%安の20536.53ポイントだった。中国企業指数は0.26%安の6896.63ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で619億2000万HKドル。
ハンセン指数は前日比1%超下げて寄り付いた。前日のNY市場で米長期金利が上昇し、ハイテク・グロース株や高配当利回り株が下落したことで、香港市場でも運用リスクを回避する売りが先行した。インフレ圧力の高まりを受けて米連邦準備理事会(FRB)による利上げが長引くと警戒されている。もっとも、下値のめどとして意識された10日移動平均線(前引け時点で20380.72ポイント)を割り込むと買い直しも入り、下げ幅をじりじりと縮めて前場の取引を終えた。 個別では、ネット株のアリババ集団(09988)、百度(09888)、JDドットコム(09618)が大幅に反落。ビール大手のバドワイザーAPAC(01876)と華潤ビール(00291)、香港不動産株の恒基兆業地産(00012)も売られた。自動車ディーラーの中升集団(00881)の下げがきつい。一方、ガラス大手の信義ガラス(00868)、海運の東方海外(00316)は大幅続伸となった。石油株のシノペック(00386)とペトロチャイナ(00857)、CNOOC(00883)がそろって上昇。製薬の石薬集団(01093)、通信キャリアのチャイナ・モバイル(00941)も高い。 |
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ハンセン指数
引値:20536.53ポイント 前日比:-83.18ポイント 騰落率:-0.40% 中国企業指数 引値:6896.63ポイント 前日比:-17.67ポイント 騰落率:-0.26% レッドチップ指数 引値:4005.32ポイント 前日比:8.19ポイント 騰落率:0.20% |
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2日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.18%高の3318.26ポイントだった。深セン成分指数は0.26%安の11883.49ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5754億5900万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、序盤は前日終値を挟んだ一進一退の展開だったが、中盤以降はおおむねプラス圏でもみ合った。前日に終値ベースで2月21日に付けた年初来高値(3306.52ポイント)を上抜き、昨年7月11日以来およそ7カ月半ぶり高値を更新した後とあって、利益確定が重荷となる半面、中国の景況感の改善が引き続き好感されたほか、全国人民代表大会(全人代)を前に政策期待も下値を支えた。 セクター別では、造船、通信設備・通信サービス、セメント・建材、建設が高い。半面、太陽光発電設備、自動車部品、バッテリー、漢方薬が売られた。 上海B株指数は0.1%高の296.72ポイント、深センB株指数は0.15%高の1224.29ポイント。 |
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