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28日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は6営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.41%高の20025.56ポイントだった。中国企業指数は0.10%安の6663.52ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で596億7000万HKドル。
ハンセン指数は心理的節目の20000ポイントに乗せて寄り付くと、終始プラス圏でもみ合った。前日まで5営業日続落し、終値ベースで昨年12月30日以来およそ2カ月ぶりの安値を連日で更新した後とあって、安値拾いの買いが入った。前日のNY市場が反発したことや、米長期金利が低下したことが地合いの改善につながった。ただ、官民の中国製造業購買担当景気指数(PMI)の発表をあすに控え、様子見ムードも漂い、上昇率1%付近では上値の重さが目立った。 個別では、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)とチャイナ・モバイル(00941)が高い。ビールメーカーのバドワイザーAPAC(01876)、アジア生保のAIAグループ(01299)、香港不動産株の恒基兆業地産(00012)、新世界発展(00017)も買われた。前日大引け後に2022年12月本決算を発表した信義光能(00968)と信義ガラス(00868)が売られたほか、本土不動産関連の碧桂園(02007)、碧桂園服務(06098)、龍湖集団(00960)が下げた。 |
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ハンセン指数
引値:20025.56ポイント 前日比:82.05ポイント 騰落率:0.41% 中国企業指数 引値:6663.52ポイント 前日比:-6.70ポイント 騰落率:-0.10% レッドチップ指数 引値:3905.03ポイント 前日比:17.87ポイント 騰落率:0.46% |
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28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに小幅に反発。前場終値は前日比0.07%高の3260.40ポイントだった。深セン成分指数は0.21%高の11726.80ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4451億5700万元だった。
上海総合指数はプラス圏で推移した。前日の米株高が好感されたほか、指数は前日まで4営業日続落した後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも広がった。米中対立の激化などを警戒し、上値の重さが目立ったものの、全国政治協商会議と全国人民代表大会の開幕を週末に控えて政策期待も強まり、相場を支えた。セクター別では、「数字中国(デジタルチャイナ)」の建設に向けた全体計画が公表されたことを受け、インターネットサービスやソフトウエア開発など関連銘柄が買われたほか、漢方薬や製薬も高かった。半面、太陽光発電や化学肥料、石炭などが売られた。 上海B株指数は0.07%高の296.64ポイント、深センB株指数は0.27%高の1220.63ポイントだった。 |
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