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指数: 15分ディレイ
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24日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日続落。前場終値は前日比1.41%安の20063.48ポイントだった。中国企業指数は1.78%安の6737.50ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で574億5000万HKドル。
ハンセン指数はマイナス圏で軟調に推移した。23日に発表された18日までの1週間の米新規失業保険申請件数が予想を下回る強い結果となったことで、利上げが長期化するとの見通しが一段と強まり、相場の重しとなった。積極的な買いにつながる目新しい材料が見当たらないなか、1月の米個人消費支出・個人所得や1月の米新築住宅販売などの発表を控えて様子見ムードも強まった。指数は一時、心理的節目の20000ポイント近くまで下げる場面もあった。 個別では、ネットイース(09999)が9.49%安と大きく下げたほか、百度(09888)やアリババ集団(09988)、JDドットコム(09618)、美団(03690)などハイテク株が売られて指数を押し下げた。吉利汽車(00175)や碧桂園服務(06098)も安い。半面、粉飾決算疑惑を否定して取引を再開した創科実業(00669)が5%超上昇。銀河娯楽(00027)やサンズ・チャイナ(01928)も買われた。 |
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ハンセン指数
引値:20063.48ポイント 前日比:-287.87ポイント 騰落率:-1.41% 中国企業指数 引値:6737.50ポイント 前日比:-122.45ポイント 騰落率:-1.78% レッドチップ指数 引値:3940.16ポイント 前日比:-48.90ポイント 騰落率:-1.23% |
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24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.70%安の3264.58ポイントだった。深セン成分指数も0.88%安の11779.77ポイントと3日続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4576億6100万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付き、次第に下げ幅を拡大。ただ、下落率が1%を超えると下げ渋った。地政学リスクの高まりやハイテク競争を背景とする欧米とのデカップリング(分断)が警戒されたもよう。中国外務省は24日、ロシアとウクライナの双方に停戦と早期の直接対話を呼びかける仲裁案を発表したが、ロシアへの「一方的な制裁」に反対する姿勢を示した。 セクター別では、貴金属とバッテリーが全面安のほか、太陽光発電設備、自動車、酒造、不動産サービスが下げた。一方、軍需関連が高い。通信、コンピューターも上げた。 上海B株指数は0.48%安の297.41ポイントと3日続落。深センB株指数は0.49%安の1222.27ポイントと続落した。 |
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