24日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落して始まった。政策期待から足元で買われていた自動車関連やクリーンエネルギー関連の銘柄に売りが出て、相場の重荷となっている。

　指数は日本時間午前10時45分現在、前日比0.23％安の3280.00ポイントで推移。セクター別では、貴金属や自動車、酒造、非鉄金属が下げる半面、ゲーム、製紙・印刷、軍需関連が上げている。

　24日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。23日に発表された18日までの1週間の米新規失業保険申請件数が予想を下回る強い結果となったことで、利上げが長期化するとの見通しが一段と強まり、相場の重しとなっているもよう。

　指数は日本時間午前10時33分現在、前日比0.73％安の20202.70ポイントで推移している。個別では、アリババ集団（09988）や美団（03690）、テンセント（00700）などハイテク株が売られて指数を押し下げている。ネットイース（09999）も大幅安。半面、粉飾決算疑惑を否定して取引を再開した創科実業（00669）が大幅に反発。銀河娯楽（00027）や恒隆地産（00101）も買われている。

上海総合指数
　始値：3287.26ポイント
　前日比：-0.22ポイント
　騰落率：-0.01％

上海B株指数
　始値：298.90ポイント
　前日比：0.05ポイント
　騰落率：0.02％

深セン成分指数
　始値：11887.77ポイント
　前日比：3.47ポイント
　騰落率：0.03％

深センB株指数
　始値：1228.61ポイント
　前日比：0.37ポイント
　騰落率：0.03％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：4100.99ポイント
　前日比：-2.66ポイント
　騰落率：-0.06％