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23日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比0.54%高の20534.79ポイントだった。中国企業指数は1.14%高の6910.62ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で570億1000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いた。序盤は前日終値を挟んでもみ合ったが、中国の全国人民代表大会が3月5日に開幕する上、今年の企業業績の改善を見込む買いが入って相場を押し上げた。前日は1月3日以来、約1カ月半ぶり安値を連日で更新しただけに、安値を拾う動きもあった。ただ、上値は伸び悩んだ。米長期金利が上昇するなか米利上げ長期化への警戒感がくすぶっている。 個別では、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)とJDドットコム(09618)が買われ、相場の上昇を主導。パソコン大手のレノボグループ(00992)、オンラインゲームのネットイース(09999)、スマートフォン部品の舜宇光学科技(02382)はともに大きく反発した。半面、国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)の下落が重荷となった。電動工具メーカーの創科実業(00669)とガラス大手の信義ガラス(00868)は大幅に続落した。 |
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ハンセン指数
引値:20534.79ポイント 前日比:110.95ポイント 騰落率:0.54% 中国企業指数 引値:6910.62ポイント 前日比:77.86ポイント 騰落率:1.14% レッドチップ指数 引値:4015.43ポイント 前日比:11.26ポイント 騰落率:0.28% |
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23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小反発。前場終値は前日比0.07%高の3293.37ポイントだった。深セン成分指数は0.03%安の11896.97ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4881億2900万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。全国人民代表大会の開幕を3月5日に控え、政策期待が下値を支える一方、米金融引締めの長期化懸念や、ウクライナ問題などを巡る米中対立への警戒感が重荷となった。指数は総じてプラス圏でもみ合い、心理的節目の3300ポイントを超える水準では上値の重さが目立った。中盤には小幅ながら前日終値を割り込む場面もあった。 セクター別では、証券が全面高。太陽光発電設備、自動車、石炭も堅調。半面、インターネットサービス、ゲーム、通信サービス、ソフトウエアサービスが下げた。 上海B株指数は0.13%高の299.34ポイント、深センB株指数は0.32%安の1231.95ポイント。 |
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