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22日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅に反発。前場終値は前日比0.03%高の20534.82ポイントだった。中国企業指数は0.65%安の6880.10ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で676億9000万HKドルだった。
ハンセン指数は前日終値を挟んで一進一退する、方向感を欠いた展開。21日の米株安の流れを引き継いだ売りが入った半面、香港政府がきょう発表した2023年度(23年4月−24年3月)予算案の恩恵を受けそうな地場株が上昇し、相場を支えた。前日は終値ベースで1月3日以来の安値を更新しただけに自律反発狙いの買いも入ったもよう。 個別では、前日に2022年12月本決算を発表したHSBC(00005)とハンセン銀行(00011)が大幅高。きょう決算を発表する予定の百度(09888)は急反発した。香港商業不動産の九龍倉置業地産(01997)、中国銀行(03988)香港子会社の中銀香港(02388)、宝飾品販売の周大福珠宝(01929)も買われた。一方、創科実業(00669)が急落した。大口取引先の米ホームセンター大手ホーム・デポが21日に需要の縮小を警告したことで、嫌気した売りが膨らんだもよう。アルミメーカーの中国宏橋(01378)、スマートフォン大手の小米集団(01810)、中国ネット通販大手のJDドットコム(09618)とアリババ集団(09988)も安い。 |
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22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.25%安の3298.13ポイントだった。深セン成分指数は0.35%安の11927.28ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4821億500万元だった。
上海総合指数は心理的節目の3300ポイントを割り込んで寄り付いた後、マイナス圏でもみ合った。前日に終値で同節目を回復し、約7カ月ぶり高値を更新した後とあって、利益確定売りが出た。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの懸念も重荷。全国人民代表大会の開幕を3月5日に控え、根強い政策期待から前場後半には再び3300ポイントに乗せる場面もあったが、前日終値付近の売り圧力が強かった。 セクター別では、保険が全面安。ゲーム、バッテリーとバッテリー素材、自動車も売られた。半面、風力発電設備、酒造、製紙が高い。 上海B株指数は0.05%安の299.16ポイント、深センB株指数は0.09%高の1236.03ポイント。 |
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ハンセン指数
引値:20534.82ポイント 前日比:5.33ポイント 騰落率:0.03% 中国企業指数 引値:6880.10ポイント 前日比:-44.97ポイント 騰落率:-0.65% レッドチップ指数 引値:4024.66ポイント 前日比:-16.19ポイント 騰落率:-0.40% |
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