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指数: 15分ディレイ
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15日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日続落。前場終値は前日比1.29%安の20840.78ポイントだった。中国企業指数は1.10%安の7031.93ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で579億6000万HKドルだった。
ハンセン指数は小高く寄り付いた直後に下げに転じ、ほぼ全面安の展開。前引けにかけて下げ幅をやや縮小したものの、心理的節目の21000ポイントを割りこんで前場の取引を終えた。1月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ継続の観測が強まった。『香港経済日報』によると、FRBが6月まであと3回利上げを実施し金利が5.25−5.50%に達するとの見方が市場で広がっている。中国人民銀行(中央銀行)がきょうの公開市場操作(オペ)で中期貸出制度(MLF)の1年物金利を据え置いたことも、投資家心理を悪化させたもよう。 個別では、保険株の中国人寿保険(02628)と中国平安保険(02318)が売られて相場の重荷となった。スポーツ用品の安踏体育用品(02020)、海運の東方海外(00316)、電動工具の創科実業(00669)の下げがきつい。不動産株の碧桂園服務(06098)、中国海外発展(00688)、碧桂園(02007)の下落も目立つ。一方、中国検索エンジン大手の百度(09888)が大幅に続伸した。スマートフォンの小米集団(01810)、都市ガスの新奥能源(02688)はしっかり。 |
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ハンセン指数
引値:20840.78ポイント 前日比:-272.98ポイント 騰落率:-1.29% 中国企業指数 引値:7031.93ポイント 前日比:-78.49ポイント 騰落率:-1.10% レッドチップ指数 引値:3958.93ポイント 前日比:-47.41ポイント 騰落率:-1.18% |
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15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.32%安の3282.61ポイントだった。深セン成分指数は0.18%安の12073.18ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5583億9300万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いたものの、ほどなくしてマイナス圏に沈んだ。指数が約7カ月ぶり高値圏で推移しているだけに、利益確定売りが優勢。1月の米消費者物価指数(CPI)の予想上振れを受けて米利上げの長期間観測や、気球問題を巡る米中対立への懸念も重荷となった。 セクター別では、保険が全面安。医療サービス、物流、航空・空港運営、観光・ホテルも安い。半面、通信サービスが全面高となったほか、コンピューター設備、インターネットサービスなどが買われた。 上海B株指数は0.06%高の296.35ポイント、深センB株指数は0.24%安の1234.82ポイント。 |
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