■午後0時までの記事一覧：

【香港】SMIC、22年10−12月期決算は28％減益（速報）
【香港】舜宇光学科技、1月携帯端末用レンズセット出荷量は49％減
【香港】BYD、バフェット氏がH株424万株を売却
【香港】五鉱資源のペルー銅鉱、最低限の生産に必要な物資を確保
【香港】新天緑色能源、1月の発電量は31％増
【香港】広州汽車集団、1月の新車販売台数は38％減
【香港】SMIC、23年1−3月期売上高は前四半期比10−12％減の見通し
【香港】中化化肥、22年12月本決算は増益の見通し
【香港】海南美蘭国際空港、1月の利用者数は27％増
【香港】馬鞍山鋼鉄、石灰事業を中国宝武鋼鉄集団に売却
【香港】HSBC、21日に22年度業績公告と配当の有無を審議
【香港】ハンセン指数の定期見直し、快手科技や京東健康に採用可能性＝CICC

【中国】江鈴汽車、1月の自動車販売台数は39％減
【中国】上海汽車集団、1月の新車販売台数は48％減
【中国】人民元の10日の基準値は1米ドル＝6.7884元、前日比で0.031％元高
【中国】招商局蛇口工業区控股、1月の不動産販売額は4％増
【中国】中国CPI、1月は前年同月比2.1％上昇　市場予想から下振れ
【中国】中国PPI、1月は前年同月比0.8％下落　市場予想から下振れ
【中国】大秦鉄路、1月の貨物運輸量は5％増
【中国】上海隧道工程、大株主が5581万株を売却
【中国】海航科技、担保をめぐる訴訟の和解で投資収益2億元
【中国】上海汽車集団、23年販売目標は600万台

　10日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。前日の米市場で長期金利が上昇し、株式相場が下落したことで地合いが悪化したもよう。寄り付き直後に中国国家統計局が発表した1月の物価統計は、消費者物価指数（CPI）と生産者物価指数（PPI）がともに市場予想から下振れし、景気減速が改めて意識された。

　指数は日本時間午前10時50分現在、前日比0.11％安の3266.89ポイントで推移している。セクター別では、貴金属とバッテリー素材が全面安のほか、太陽光発電設備、非鉄金属が下落。一方、教育やゲーム、通信サービスが買われている。

　10日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。前日のNY市場が下落した流れを引き継いだ。前週末の強い米雇用統計を受け、米連邦準備理事会（FRB）が早期に利上げを停止するとの観測が後退しているほか、米長期金利の上昇を背景にハイテク株を売る動きが相場の重荷となっている。

　指数は日本時間午前10時33分現在、前日比0.56％安の21502.96ポイントで推移している。個別では、2022年10−12月期決算を発表したSMIC（00981）が売られているほか、百度（09888）やJDドットコム（09618）の下落も目立つ。半面、海底撈国際（06862）や九龍倉置業地産（01997）が買われている。