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8日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.27%高の21356.64ポイントだった。中国企業指数は0.25%安の7213.90ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で667億1000万HKドル。
ハンセン指数は小安く寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退。米長期金利の上昇を受けたハイテク株売りが出たものの、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の発言を手掛かりに7日のNY株式相場が反発したことが好感された。パウエル議長はインタビューで「ディスインフレーションのプロセスが始まった」と述べ、インフレの鈍化が始まっているとの認識を改めて表明した。 個別では、英金融大手HSBC(00005)が買われて相場を支えている。不動産開発の龍湖集団(00960)は大幅に続伸。ニット衣料の申洲国際集団(02313)、中国政府系持ち株会社の中国中信(00267)、香港コングロマリットの新世界発展(00017)も高い。半面、大型ネット株の美団(03690)とアリババ集団(09988)の下落が重荷だった。前日に急伸した百度(09888)は大幅安。医薬品ネット通販の阿里健康(00241)、自動車メーカーの吉利汽車(00175)、中国スマートフォン大手の小米集団(01810)も売られた。 |
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ハンセン指数
引値:21356.64ポイント 前日比:57.94ポイント 騰落率:0.27% 中国企業指数 引値:7213.90ポイント 前日比:-18.35ポイント 騰落率:-0.25% レッドチップ指数 引値:3962.17ポイント 前日比:56.09ポイント 騰落率:1.44% |
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7日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅ながら反落。前場終値は前日比0.05%安の3246.53ポイントだった。深セン成分指数は0.01%安の11925.12ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4974億4400万元だった。
上海総合指数は続伸スタート。中国経済の持ち直しに対する期待から買いが先行した。国営『新華社』の報道によると、李克強首相は6日の座談会で、中国経済が年初から回復に転じているとの認識を示した上で、引き続き経済の安定化に向けた一連の政策を実行すると述べた。ただ、買い一巡後は勢いが続かず、おおむね前日終値を挟んでもみ合った。今週後半に1月の物価統計や金融統計が発表される予定で、内容を見極めようと、様子見ムードが漂った。 セクター別では、教育、文化・メディア、貴金属、ゲームが安い。半面、バッテリー素材が全面高。バッテリー、太陽光発電設備、送配電設備なども買われた。 上海B株指数は0.07%高の297.07ポイント、深センB株指数は0.09%高の1222.65ポイント。 |
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