週明け6日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に3営業日続落。前場終値は前営業日比2.31％安の21160.32ポイントだった。中国企業指数は2.95％安の7168.98ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で765億9000万HKドル。

　ハンセン指数は前週末にNY株式相場が下落した流れを引き継ぎ、幅広いセクターで売りが優勢となった。米1月雇用統計で非農業部門雇用者数（NFP）が予想の2倍以上に増加し、失業率が予想に反して低下したことで、米連邦準備理事会（FRB）が早期に利上げを停止するとの期待が後退した。米国が中国の偵察気球を撃墜したとの発表を受け、米中対立の再燃が警戒されているもよう。

　個別では、ハイテク株の舜宇光学科技（02382）、美団（03690）、小米集団（01810）、JDドットコム（09618）が大きく売られた。3日大引け後に2022年12月期業績見通しを発表した中国宏橋（01378）の下げがきつい。医薬品関連の阿里健康（00241）、薬明生物技術（02269）、翰森製薬（03692）、石薬集団（01093）も大幅安。一方、国際金融銘柄のHSBC（00005）とAIAグループ（01299）が逆行高を演じている。

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ハンセン指数
　引値：21160.32ポイント
　前日比：-500.15ポイント
　騰落率：-2.31％

中国企業指数
　引値：7168.98ポイント
　前日比：-218.04ポイント
　騰落率：-2.95％

レッドチップ指数
　引値：3874.55ポイント
　前日比：-70.29ポイント
　騰落率：-1.78％