週明け6日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前営業日比1.01％安の3230.52ポイントだった。深セン成分指数は1.59％安の11863.18ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5688億2500万元だった。

　上海総合指数はマイナス圏で軟調に推移した。米雇用統計を受けて米連邦準備理事会（FRB）が早期に利上げを停止するとの期待が後退し、前週末のNY市場が下落した流れを引き継いだ。米国が中国の気球を撃墜したことを受け、米中対立の激化も警戒され、相場の重しとなった。セクター別では、保険や貴金属、バッテリー素材が全面安となったほか、建材や医療サービスも売られた。半面、電源設備やゲーム、観光・ホテルなどが買われた。

　上海B株指数は0.62％安の295.87ポイント、深センB株指数は0.67％安の1218.34ポイントだった。

上海総合指数
　引値：3230.52ポイント
　前日比：-32.89ポイント
　騰落率：-1.01％

上海B株指数
　引値：295.87ポイント
　前日比：-1.86ポイント
　騰落率：-0.62％

深セン成分指数
　引値：11863.18ポイント
　前日比：-191.12ポイント
　騰落率：-1.59％

深センB株指数
　引値：1218.34ポイント
　前日比：-8.26ポイント
　騰落率：-0.67％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：4072.42ポイント
　前日比：-69.21ポイント
　騰落率：-1.67％

　週明け6日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落して始まった。米雇用統計を受けて米連邦準備理事会（FRB）が早期に利上げを停止するとの期待が後退し、前週末のNY市場が下落した流れを引き継いだ。

　指数は日本時間午前10時35分現在、前営業日比0.91％安の3233.81ポイントで推移している。セクター別では、酒造、保険、貴金属が全面安となっているほか、教育や建材も安い。半面、自動車や電源設備、電機などが買われている。