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2日の香港市場は堅調か。米金融引き締めへの過度な懸念が後退し、香港市場でも投資家がリスクを取りやすくなるだろう。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が会見でインフレがスローダウンしているとの認識などを示し、市場では「ハト派的」と受け止められ、「利上げ停止は近い」との見方が出た。米長期金利の低下を受けてハイテク株やグロース株など高PER株の買いが香港市場にも波及する可能性がある。
中国経済の回復に対する期待も引き続き相場を支えそうだ。中国衛生当局の発表によると、春節(旧正月)後も新型コロナウイルスPCR検査の陽性率の低下や、入院重症者数と死者数の減少が続き、発熱外来の受診者数も低水準にとどまっている。短期的には中国で感染が再拡大する可能性は低いとみられている。 1日のNY市場でダウ平均は6米ドル高。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表後は利上げ継続が意識され、一時は500米ドル超下げる場面もあったが、パウエル議長の会見を受けて上昇に転じた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は続伸し、およそ5カ月ぶり高値を付けた。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、金融株のHSBC(00005)、AIAグループ(01299)、中国建設銀行(00939)、大型ネット株のテンセント(00700)、百度(09888)などが香港終値を上回って引けた。香港株のADRにサヤ寄せすれば、ハンセン指数は1日終値を70ポイント超上回って寄り付くことになる。 |
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ADR終値に基づく本日のハンセン指数の寄値目安は前日比73.4ポイント高
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香港証券取引所は1日、深セン市場との相互株式取引「深港通(深セン・香港ストックコネクト)」の同日の統計を発表した。うち、香港株に投資する「港股通(深)」(深センコネクト・サウスバウンド)の取引状況は次の通り。
■港股通(深セン→香港) 当日の売買代金:208億4359万HKドル 買い代金:99億5775万HKドル 売り代金:108億8584万HKドル ■当日の売買代金上位10銘柄 1 テンセント(00700) 売買代金:2,723百万HKドル 買い代金:940百万HKドル 売り代金:1,783百万HKドル 2 美団(03690) 売買代金:1,327百万HKドル 買い代金:933百万HKドル 売り代金:394百万HKドル 3 理想汽車(02015) 売買代金:631百万HKドル 買い代金:335百万HKドル 売り代金:296百万HKドル 4 新東方在線科技(01797) 売買代金:621百万HKドル 買い代金:310百万HKドル 売り代金:311百万HKドル 5 センスタイム(00020) 売買代金:541百万HKドル 買い代金:430百万HKドル 売り代金:111百万HKドル 6 薬明生物技術(02269) 売買代金:498百万HKドル 買い代金:270百万HKドル 売り代金:228百万HKドル 7 香港証券取引所(00388) 売買代金:477百万HKドル 買い代金:38百万HKドル 売り代金:439百万HKドル 8 協キン科技(03800) 売買代金:411百万HKドル 買い代金:129百万HKドル 売り代金:283百万HKドル 9 CNOOC(00883) 売買代金:367百万HKドル 買い代金:211百万HKドル 売り代金:155百万HKドル 10 快手科技(01024) 売買代金:366百万HKドル 買い代金:184百万HKドル 売り代金:182百万HKドル |
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