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指数: 15分ディレイ
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17日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日ぶりに反落。前場終値は前日比1.01%安の21527.39ポイントだった。中国企業指数は0.76%安の7294.16ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で667億3000万HKドル。
ハンセン指数は朝方に小高くなる場面があったが、再びマイナス圏に沈むと次第に下げ幅を拡大した。前日は4営業日続伸し、ほぼ半年ぶりの高値水準だっただけに利益確定売りに押された。中国国家統計局が午前に発表した2022年10−12月期の国内総生産(GDP)と12月の主要済指標はそろって市場予想から上振れた。ただ、小売売上高を除けば前四半期・前月実績と比べて伸び率が縮小したことで、中国景気の減速が改めて意識されたもよう。 個別では、保険株のAIAグループ(01299)と中国人寿保険(02628)、中国平安保険(02318)、ネット株のJDドットコム(09618)が売られ、相場の重荷となった。医薬品開発受託の薬明生物技術(02269)、ガラス大手の信義ガラス(00868)、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)は大幅に反落した。一方、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(02382)と半導体ファウンドリーのSMIC(00981)が続伸している。 |
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ハンセン指数
引値:21527.39ポイント 前日比:-219.33ポイント 騰落率:-1.01% 中国企業指数 引値:7294.16ポイント 前日比:-56.18ポイント 騰落率:-0.76% レッドチップ指数 引値:3935.52ポイント 前日比:-32.05ポイント 騰落率:-0.81% |
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17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.25%安の3219.68ポイントだった。深セン成分指数は0.06%高の11792.42ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4458億1200万元だった。
上海総合指数は総じてマイナス圏でもみ合った。序盤は高くなる場面もあったが、勢いは続かなかった。前日まで3営業日続伸して心理的節目の3200ポイントを回復した後とあって、利益確定売りが重荷となった。日本時間の午前11時に発表された2022年10−12月期国内総生産(GDP)と12月主要経済指標がいずれも市場予想を上回る結果となり、中国当局による景気支援策の強化に対する期待はやや後退したもよう。 セクター別では、保険、貴金属が全面安。酒造、文化・メディア、不動産サービスも売られた。半面、半導体、電子部品、太陽光発電設備が上昇した。 上海B株指数は0.01%高の291.74ポイント、深センB株指数は0.06%高の1194.98ポイントだった。 |
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