香港証券取引所が13日に発表した統計によると、香港から中国本土株に投資する「滬股通（上海コネクト・ノースバウンド）」と「深股通（深センコネクト・ノースバウンド）」は、合わせて成約ベースで133億3600万元の買い越しだった。うち上海市場の買越額は63億500万元、深セン市場は70億3100万元だった。

ハンセン指数
　引値：21738.66ポイント
　前日比：224.56ポイント
　騰落率：1.04％

中国企業指数
　引値：7391.18ポイント
　前日比：79.34ポイント
　騰落率：1.09％

レッドチップ指数
　引値：3963.50ポイント
　前日比：19.69ポイント
　騰落率：0.50％

　13日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前日比1.01％高の3195.31ポイントだった。深セン成分指数は1.19％高の11602.30ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で7023億1200万元だった。

　上海総合指数は終日プラス圏で堅調に推移した。インフレ減速を受けて米連邦準備理事会（FRB）が金融引き締めペースを緩めるとの見方が強まり、前日のNY市場が上昇した流れを引き継いだ。中国当局による景気対策への期待も根強く、指数は終盤に上げ幅を拡大すると、昨年12月9日以来、約1カ月ぶり高値でこの日の取引を終えた。セクター別では、保険と酒造がほぼ全面高。バイオや医療サービスも買われた。半面、発電設備や石油、インターネットサービスなどが売られた。

　A株市場では、春節（旧正月）が近付いていることから、北京燕京ビール（000729）や貴州茅台酒（600519）、王府井集団（600859）、万達電影（002739）などが買われた。新華人寿保険（601336）や広発証券（000776）の上昇も目立った。半面、紫光国芯微電子（002049）や浙江世宝（002703）、保利発展控股集団（600048）などが売られた。

　上海B株指数は0.41％高の287.22ポイント、深センB株指数は1.12％高の1179.91ポイント。