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12日の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.33%安の21365.43ポイントだった。中国企業指数は0.54%安の7271.53ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で936億7000万HKドル。
ハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ続伸スタート。日本時間の12日夜に12月の米消費者物価指数(CPI)が発表されるが、一段のインフレ減速を期待する買いが先行した。ただ、買い一巡後は下向きに転じ、前場半ば以降はマイナス圏に沈んだ。米国のインフレ圧力を見極めたい気分も根強いなか、上値の重さが意識されると利益確定売りが出た。本土市場で高く始まった上海総合指数が下げに転じたことも重荷となった。一方、寄り付きとほぼ同時に発表された12月の中国の消費者物価指数(CPI)は1.8%上昇(市場予想1.8%上昇)、生産者物価指数(PPI)は0.7%下落(同0.1%下落)だった。 個別では、大型ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)が売られ、指数を押し下げた。本土不動産関連の碧桂園服務(06098)、龍湖集団(00960)、碧桂園(02007)、火鍋チェーンの海底撈国際(06862)も安い。半面、自動車・電池メーカーのBYD(01211)、オンラインゲーム大手のネットイース(09999)、太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(00968)、石油メジャーのペトロチャイナ(00857)が大きく買われた。 |
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ハンセン指数
引値:21365.43ポイント 前日比:-70.62ポイント 騰落率:-0.33% 中国企業指数 引値:7271.53ポイント 前日比:-39.39ポイント 騰落率:-0.54% レッドチップ指数 引値:3918.83ポイント 前日比:0.92ポイント 騰落率:0.02% |
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12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.23%安の3154.71ポイントだった。深セン成分指数は0.03%安の11436.43ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4231億5600万元だった。
上海総合指数は、序盤はプラス圏で推移したが、徐々に上げ幅を縮小し、マイナス圏に沈んだ。前日の米株高が好感されたほか、中国当局による景気対策への期待は根強いものの、米消費者物価指数(CPI)の発表を前に様子見ムードが広がり、相場の重しとなった。寄り付きと同時に発表された中国の2022年12月のCPIは1.8%上昇(市場予想は1.8%上昇)、生産者物価指数(PPI)は0.7%下落(同0.1%下落)だった。セクター別では、酒造や不動産開発、観光・ホテルなどが売られた半面、バッテリー素材が全面高となったほか、電機や風力発電設備も買われた。 上海B株指数は0.18%安の285.46ポイント、深センB株指数は0.86%安の1176.01ポイントだった。 |
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