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指数: 15分ディレイ
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11日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比1.02%高の21549.55ポイントだった。中国企業指数は1.12%高の7344.91ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で789億2000万HKドル。
ハンセン指数は序盤に上げ幅を拡大。上昇率が1%を超えると伸び悩んだものの、取引時間中として昨年7月8日以来ほぼ半年ぶりの高値を更新した。米株高の流れを引き継いだ買いが相場を押し上げた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が10日の講演で金融政策に関して踏み込んだ発言をせず、「タカ派」寄り姿勢の表明を警戒していた投資家が運用リスクを取りやすくなった。 個別では、ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)、百度(09888)が買われて相場の上昇を主導している。前日売られた薬明生物技術(02269)が大幅高。保険株の中国平安保険(02318)と中国人寿保険(02628)、石炭株の中国神華能源(01088)の上昇も目立つ。一方、生活情報アプリの美団(03690)の下落が相場の重荷となっている。火鍋チェーンの海底撈国際(06862)とビール大手のバドワイザーAPAC(01876)は大幅に続落。香港不動産銘柄の恒隆地産(00101)、新鴻基地産(00016)も売られた。 |
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ハンセン指数
引値:21549.55ポイント 前日比:218.09ポイント 騰落率:1.02% 中国企業指数 引値:7344.91ポイント 前日比:81.28ポイント 騰落率:1.12% レッドチップ指数 引値:3931.34ポイント 前日比:20.06ポイント 騰落率:0.51% |
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11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.20%高の3175.80ポイントだった。深セン成分指数は0.03%安の11503.33ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4366億3900万元だった。
上海総合指数は序盤に小安くなる場面もあったが、その後はプラス圏でもみ合った。ゼロコロナ政策の終了で景気が回復することや、中国当局による政策支援への期待が買いを支えた。ただ、米金融政策の動向を見極める上で重要な指標となる12月の米消費者物価指数(CPI)の発表を日本時間12日夜に控えているほか、中国本土では12日と13日に物価統計や貿易統計の発表も予定されており、様子見ムードが漂うなかで上値は限られた。 セクター別では、前日に安かった保険が全面高。石炭、不動産サービス、電源設備も高い。半面、航空・空港運営、観光・ホテル、百貨店、ソフトウエア開発などが下げた。 上海B株指数は0.01%安の287.97ポイント、深センB株指数は0.24%安の1189.34ポイント。 |
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