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指数: 15分ディレイ
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6日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日続伸。前場終値は前営業日比0.52%高の21162.33ポイントだった。中国企業指数は0.68%安の7221.09ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で799億3000万HKドル。
ハンセン指数は、中国が不動産市況の回復を図るとの見方から高くスタート。中国人民銀行(中央銀行)が5日、住宅価格が下落した都市について住宅ローン金利下限の引き下げや撤廃を認めると発表した上、住宅・都市農村建設部の倪虹部長が不動産企業の資金繰りリスクを解消していく方針を示したと伝わった。また、5日のNY市場で主要4株価指数がそろって反落したものの、アジア時間きょうはダウ平均先物が上昇し、投資家心理を支えたもよう。もっとも、利益確定売りが上値を抑えており、序盤には一時小安く推移する場面もあった。 個別では、不動産株の龍湖集団(00960)、華潤置地(01109)、中国海外発展(00688)、碧桂園(02007)、碧桂園服務(06098)がそろって大幅高。時価総額が大きいテンセント(00700)とアリババ集団(09988)、HSBC(00005)の上昇も相場を支えた。太陽光パネル用ガラスメーカーの信義光能(00968)は大幅に続伸した。半面、カジノ株の銀河娯楽(00027)とサンズ・チャイナ(01928)が大幅に続落。前日買われたスポーツ用品の安踏体育用品(02020)、不動産投資信託のLink REIT(00823)も下落した。 |
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ハンセン指数
引値:21162.33ポイント 前日比:110.16ポイント 騰落率:0.52% 中国企業指数 引値:7221.09ポイント 前日比:48.66ポイント 騰落率:0.68% レッドチップ指数 引値:3912.71ポイント 前日比:34.49ポイント 騰落率:0.89% |
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6日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日続伸。前場終値は前日比0.37%高の3166.91ポイントだった。深セン成分指数は0.83%高の11425.96ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5220億7800万元だった。
上海総合指数は小動きで始まった後、前場中盤以降に上げ幅を拡大した。指数は前日まで4営業日続伸し、終値で昨年12月16日以来、約3週間ぶり高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなったが、中国人民銀行(中央銀行)と銀行保険監督管理委員会が5日、住宅価格が下落した都市について住宅ローン金利下限の引き下げや撤廃を認めると発表したことが好感された。また、中国当局が「三条紅線」(3つのレッドライン)と呼ばれる不動産部門の負債比率規制の緩和も検討していると伝わったことも投資家心理を強気に傾けた。セクター別では、太陽光発電設備とバッテリー素材が全面高となったほか、バッテリーや電機も買われた。半面、観光・ホテルと航空・空港運営が全面安。小売りや教育も売られた。 上海B株指数は0.56%高の287.66ポイント、深センB株指数は0.85%高の1181.13ポイントだった。 |
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