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指数: 15分ディレイ
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年明け3日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前営業日比1.31%高の20040.24ポイントだった。中国企業指数は1.25%高の6788.58ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で666億8000万HKドル。
ハンセン指数はほぼ全面安で始まったものの、序盤にプラス圏に浮上して上げ幅を拡大。心理的節目の20000ポイントを上抜け、前場の高値圏で引けた。年末年始に官民が発表した12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)がともに前月から低下したことで、中国政府が景気下支えのため金融緩和や産業支援策の実施を進めるとの期待から買いが入ったもよう。朝方に安かった米ダウ平均指数先物が上げに転じたことも地合いの改善につながった。 個別では、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)と医薬品開発受託の薬明生物技術(02269)が買われて相場の上昇を主導。通信株のチャイナ・ユニコム(00762)、カジノ株のサンズ・チャイナ(01928)と銀河娯楽(00027)が高い。一方、衛生用品大手の恒安国際集団(01044)、不動産株の碧桂園(02007)と碧桂園服務(06098)、ミネラルウオーター大手の農夫山泉(09633)が売られた。 |
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ハンセン指数
引値:20040.24ポイント 前日比:258.83ポイント 騰落率:1.31% 中国企業指数 引値:6788.58ポイント 前日比:83.64ポイント 騰落率:1.25% レッドチップ指数 引値:3775.40ポイント 前日比:79.41ポイント 騰落率:2.15% |
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年明け3日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前営業日比0.56%高の3106.60ポイントだった。深セン成分指数は0.55%高の11076.64ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4672億2400万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた。中国国家統計局と中国物流採購聯合会が12月31日発表した2022年12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)と非製造業PMIがともに2020年2月以来の低水準を更新したことなどを受け、景況感の悪化を嫌気する売りが先行。ただ、売り一巡後は上向きに転じた。防疫規制の緩和で景気が回復するとの期待や、当局の景気下支え策への期待も根強いなか、指数は中盤にプラス圏に浮上すると、心理的節目の3100ポイントを回復して前場の取引を終えた。 セクター別では、インターネットサービス、通信サービス、ソフトウエア開発、風力発電設備が高い。半面、観光・ホテル、酒造、航空・空港運営が売られた。 上海B株指数は0.39%高の283.06ポイント、深センB株指数は0.16%高の1159.13ポイント。 |
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