マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
週明け19日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前営業日比0.45%安の19362.67ポイントだった。中国企業指数は0.33%安の6612.61ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で602億8000万HKドル。
ハンセン指数は小高く始まったが序盤に下げへ転じた。前週末に米株式相場が下落した流れを引き継いだ。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑制に向け金融引き締めを長く続け、景気悪化を招くとの見方から投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めたもよう。中国指導部が2023年の経済政策指針を決める中央経済工作会議を15−16日に開いたことを受け、朝方は上げ幅を広げたものの、買い一巡後には失速した。 個別では、前週末に買われた東方海外(00316)、阿里健康(00241)、新奥能源(02688)が急反落。カジノ株のサンズ・チャイナ(01928)と銀河娯楽(00027)、医薬品株の翰森製薬(03692)と石薬集団(01093)は大幅安となった。一方、大型ネット株の美団(03690)、アリババ集団(09988)、テンセント(00700)が買われ、一定の下支えとなった。自動車販売の中升集団(00881)、電力持ち株会社の中電控股(00002)、不動産管理の華潤万象生活(01209)も上昇した。 |
|
||
ハンセン指数
引値:19362.67ポイント 前日比:-88.00ポイント 騰落率:-0.45% 中国企業指数 引値:6612.61ポイント 前日比:-22.14ポイント 騰落率:-0.33% レッドチップ指数 引値:3630.71ポイント 前日比:-57.52ポイント 騰落率:-1.56% |
|
||
週明け19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。前場終値は前営業日比1.31%安の3126.41ポイントだった。深セン成分指数は0.96%安の11186.60ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4784億4500万元だった。
上海総合指数は小動きで始まったものの、ほどなくして下向きに転じ、下げ幅を拡大した。中国国内の新型コロナウイルスの感染急拡大で経済活動が停滞することへの懸念が重荷となった。中国衛生当局は14日から新型コロナの無症状感染者数の発表を取りやめており、ここ数日に公表された有症状感染者数もおおむね2000人前後で推移しているものの、防疫規制の緩和に伴うPCR検査体制の大幅縮小で実際の感染状況の把握が困難となり、北京などを中心に感染者が急増しているとみられる。 セクター別では、漢方薬、医薬品販売、バイオ製品、化学製薬など医療・製薬関連の下げが目立った。半面、教育、バッテリー素材、自動車が買われた。 上海B株指数は1.19%安の288.27ポイント、深センB株指数は0.65%安の1154.15ポイントだった。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
レポート |