マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
14日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.69%高の19730.48ポイントだった。中国企業指数は0.92%高の6716.09ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で747億9000万HKドル。
ハンセン指数は前日の米株高の流れを引き継ぎ、買いが先行。11月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を下回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ長期化への警戒感が和らいだ。インフレ懸念の後退を背景に13日のNY債券市場で米長期金利が低下しており、投資家が運用リスクを取りやすくなった。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果とパウエルFRB議長の記者会見(日本時間15日未明)での発言を見極めたいとの気分は強い。北京市で新型コロナウイルスの感染が急増したことから中国が2023年の経済政策指針を決める中央経済工作会議の開始を予定していた15日から延期すると伝わったこともあって、ハンセン指数が一時下げに転じる場面もあった。 個別では、大型ネット株の美団(03690)とテンセント(00700)が買われて相場の上昇を主導。衛生用品大手の恒安国際集団(01044)が大幅高。前日売られた石薬集団(01093)、信義ガラス(00868)、舜宇光学科技(02382)は買い直された。スポーツ用品の李寧(02331)も高い。半面、医薬品ネット通販の阿里健康(00241)の下げがきつい。碧桂園服務(06098)、SMIC(00981)、サンズ・チャイナ(01928)、AIAグループ(01299)はそろって反落した。 |
|
||
ハンセン指数
引値:19730.48ポイント 前日比:134.28ポイント 騰落率:0.69% 中国企業指数 引値:6716.09ポイント 前日比:61.24ポイント 騰落率:0.92% レッドチップ指数 引値:3678.60ポイント 前日比:20.67ポイント 騰落率:0.57% |
|
||
14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.13%高の3180.59ポイントだった。深セン成分指数は0.08%高の11332.94ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4939億8800万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の展開が続いた。あすの中国の11月主要経済指標の発表や今夜の米連邦公開市場委員(FOMC)の結果公表など国内外の重要イベントを前に、様子見ムードが広がった。中国国内の新型コロナウイルスの防疫措置の緩和を受けて経済活動の正常化への期待が引き続き下値を支える半面、感染者の急増への懸念が重荷となった。外電によると、新型コロナウイルスの感染が北京市で急増していることから、15日に始まる予定だった中央経済工作会議が延期されることになったという。 セクター別では、観光・ホテルが全面高。中国が半導体産業向けに1兆元を超える規模の包括支援策を準備しているとの報道を手掛かりに半導体関連が買われた。酒造、教育も堅調。半面、足元で買われていた漢方薬、医薬品販売、化学製薬、医療機器が下げた。 上海B株指数は0.22%高の290.78ポイント、深センB株指数は0.37%高の1163.20ポイントだった。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
06/27 | [業界] 28日の決算発表予定銘柄と業績予想(香港市場):六福集団、完美医療など |
06/27 | [企業] 鉱業・金鉱セクターの業績市場予想一覧(6月27日) |
06/27 | [企業] 外食セクターの業績市場予想一覧(6月27日) |
06/27 | [業界] 香港市場の自社株買い、57銘柄で総額541億円(6月27日) |
06/27 | [投資] 北京の住宅購入頭金引き下げ、効果は穏やか=モルスタ |
レポート |