週明け12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前営業日比0.63％安の3186.63ポイントだった。深セン成分指数は0.62％安の11430.34ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5946億3200万元だった。

　上海総合指数は心理的節目の3200ポイントを割り込んで寄り付くと、終始マイナス圏でもみ合った。米連邦準備理事会（FRB）による金融引き締めの長期化への警戒感が重荷。中国国内の新型コロナウイルスの防疫措置の緩和で経済活動が正常化するとの期待が下値を支える一方、規制緩和で感染者の急増や医療ひっ迫への懸念もくすぶる。今週は中国の11月主要経済指標の発表や米連邦公開市場委員（FOMC）など国内外の重要イベントが予定されており、様子見気分も漂った。

　セクター別では、貴金属、保険が全面安。不動産開発、不動産サービス、セメント・建材、バッテリー素材も売られた。半面、漢方薬、化学製薬、航空・空港運営、半導体が上昇した。

　上海B株指数は0.44％安の290.29ポイント、深センB株指数は0.39％安の1158.71ポイントだった。

上海総合指数
　引値：3186.63ポイント
　前日比：-20.32ポイント
　騰落率：-0.63％

上海B株指数
　引値：290.29ポイント
　前日比：-1.28ポイント
　騰落率：-0.44％

深セン成分指数
　引値：11430.34ポイント
　前日比：-71.24ポイント
　騰落率：-0.62％

深センB株指数
　引値：1158.71ポイント
　前日比：-4.54ポイント
　騰落率：-0.39％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3965.22ポイント
　前日比：-33.02ポイント
　騰落率：-0.83％

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