9日の中国本土株式市場で上海総合指数は小動きで始まった。前日の米株高が好感されているほか、中国で新型コロナウイルス対策のPCR検査や強制隔離の義務付けを緩和する動きが相次いでおり、経済活動の活性化に対する期待が引き続き相場の支えとなっているもよう。ただ、ここ最近の上昇を受けて利益確定の売りが相場の重しとなっているほか、きょう夜に米国で11月の生産者物価指数（PPI）が発表される予定で、様子見ムードも強まっている。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.02％安の3196.74ポイントで推移している。セクター別では、観光・ホテル、物流、小売りなどが売られる半面、不動産サービスや不動産開発、建材などが買われている。

上海総合指数
　始値：3197.12ポイント
　前日比：-0.23ポイント
　騰落率：-0.01％

上海B株指数
　始値：289.94ポイント
　前日比：-0.21ポイント
　騰落率：-0.07％

深セン成分指数
　始値：11397.10ポイント
　前日比：7.31ポイント
　騰落率：0.06％

深センB株指数
　始値：1154.45ポイント
　前日比：0.83ポイント
　騰落率：0.07％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3961.99ポイント
　前日比：2.81ポイント
　騰落率：0.07％

ハンセン指数
　始値：19484.23ポイント
　前日比：34.00ポイント
　騰落率：0.17％

中国企業指数
　始値：6675.36ポイント
　前日比：8.59ポイント
　騰落率：0.13％

レッドチップ指数
　始値：3570.55ポイント
　前日比：-11.89ポイント
　騰落率：-0.33％