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24日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.52%高の17614.30ポイントだった。中国企業指数は0.52%高の5975.90ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で500億4000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付いた後、序盤は上げ幅を1%超に拡大した。前日に公表された11月米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を受け、米利上げの減速期待が高まり、買いが先行。ただ、その後はもみ合いながら上げ幅を縮小した。23日に中国本土で確認された新型コロナウイルスの新規感染者が3万人を超え、データを比較できる2020年4月以降で過去最高となった。中国当局が「ゼロコロナ」政策を堅持するなか、行動規制など防疫措置の強化で景気が一層冷え込むことへの懸念が重荷となった。 個別では、本土不動産関連の碧桂園(02007)と碧桂園服務(06098)、龍湖集団(00960)が急伸。中国の李克強首相は23日に開いた国務院常務会議で、民営企業の社債発行へのサポートを強化することや、適切な時期に預金準備率の引き下げを実施し、流動性を合理的で潤沢な水準に保つことなどを指示したことが好感されたもよう。スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(02382)、太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(00968)も高い。半面、前日大引け後に7−9月期決算を発表したスマホ大手の小米集団(01810)、ネット通販大手のJDドットコム(09618)、香港地場系の新世界発展(00017)、香港鉄路(00066)、長江和記実業(00001)が下げた。 |
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ハンセン指数
引値:17614.30ポイント 前日比:90.49ポイント 騰落率:0.52% 中国企業指数 引値:5975.90ポイント 前日比:30.79ポイント 騰落率:0.52% レッドチップ指数 引値:3466.57ポイント 前日比:34.24ポイント 騰落率:1.00% |
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24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.11%安の3093.51ポイントだった。深セン成分指数は0.02%安の10970.54ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4730億9400万元だった。
上海総合指数は寄り付きで心理的節目の3100ポイントに乗せたものの、節目を割り、マイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。前日の米株高が好感されたほか、中国政府による景気対策への期待は根強いものの、23日に中国本土で新たに3万人を超える新型コロナウイルスの感染が確認されており、行動制限の強化による景気減速への警戒感が相場の重しとなった。セクター別では、ゲームや自動車サービス、航空・空港運営などが売られた半面、貴金属が全面高。バッテリーや電機も買われた。 上海B株指数は0.47%安の287.94ポイント、深センB株指数は0.20%安の1122.07ポイントだった。 |
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