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指数: 15分ディレイ
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23日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前日比0.26%高の3096.91ポイントだった。深セン成分指数は0.27%安の10972.81ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で8304億8000万元だった。
上海総合指数は、前場は前日終値を挟んでもみ合ったが、後場はプラス圏での推移が目立った。前日の米株高が好感されたほか、中国政府による景気対策への期待は根強く、指数は一時、心理的節目の3100ポイントを回復する場面もあったものの、勢いは続かず、終盤に上げ幅を縮小した。22日に中国本土で新たに2万9000人を超える新型コロナウイルスの感染が確認されており、行動制限の強化による景気減速への警戒感が相場の重しとなった。セクター別では、太陽光発電設備や風力発電設備、電力などが買われた半面、漢方薬や製薬、教育などが売られた。 A株市場では、中国交通建設(601800)や中国中鉄(601390)、中国鉄建(601186)などインフラ建設関連が大幅高となった。一部モデルの値上げを発表したBYD(002594)は小幅高。半面、新型コロナの感染拡大を嫌気して王府井集団(600859)や中国旅遊集団中免(601888)が売られた。 上海B株指数は0.43%高の289.31ポイント、深センB株指数は0.10%安の1124.33ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3096.91ポイント 前日比:7.97ポイント 騰落率:0.26% 上海B株指数 引値:289.31ポイント 前日比:1.24ポイント 騰落率:0.43% 深セン成分指数 引値:10972.81ポイント 前日比:-30.12ポイント 騰落率:-0.27% 深センB株指数 引値:1124.33ポイント 前日比:-1.18ポイント 騰落率:-0.1% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3773.53ポイント 前日比:3.96ポイント 騰落率:0.11% |
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23日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は6営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.42%高の17497.40ポイントだった。中国企業指数は0.67%高の5940.90ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で564億7000万HKドル。
ハンセン指数は小高く始まり、前日終値を挟んで一進一退の方向感に乏しい値動き。中国本土での新型コロナウイルスの感染拡大が引き続き警戒されているものの、22日のNY市場でダウ平均が大幅に反発した流れを引き継いだ買いが入り、相場を支えた。メスター米クリーブランド連銀総裁の発言を受け、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの期待が広がったもよう。 個別では、前日安かったネット株のアリババ集団(09988)、百度(09888)、JDドットコム(09618)、テンセント(00700)が買い直されて相場の上昇を主導。エネルギー資源株の中国神華能源(01088)とCNOOC(00883)、海運株の東方海外(00316)も高い。半面、不動産投資信託のLink REIT(00823)の下げがきつい。医薬品開発受託の薬明生物技術(02269)、衛生用品大手の恒安国際集団(01044)、電気自動車大手のBYD(01211)も大幅に下落した。 |
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