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指数: 15分ディレイ
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17日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に続落。前場終値は前日比2.53%安の17794.52ポイントだった。中国企業指数は2.95%安の6042.26ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で776億8000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いた後、ほどなくして心理的節目の18000ポイントを割り込み、下げ幅を拡大した。世界的景気減速懸念、中国での新型コロナウイルスの感染急拡大が防疫規制の緩和に向けた政策調整に悪影響を及ぼす警戒感が重荷となった。前日のNY市場で半導体株を中心にハイテク株が下げたことに加え、テンセント(00700)が美団(03690)の株式を分配する現物配当の実施を発表したことを受けてネット関連株の売りが膨らみ、地合いを悪化させた。 個別では、ネット関連株のネットイース(09999)が10%超、阿里健康(00241)が約8%、百度(09888)と美団が約6%の下落。テンセントは朝高後に下げに転じ、2%超安で前場の取引を終えた。自動車ディーラーの中升集団(00881)、ニット医療大手の申洲国際集団(02313)、医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)も安い。半面、香港公益株の電能実業(00006)や、乳製品大手の中国蒙牛乳業(02319)、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)が堅調だった。 |
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ハンセン指数
引値:17794.52ポイント 前日比:-461.96ポイント 騰落率:-2.53% 中国企業指数 引値:6042.26ポイント 前日比:-183.45ポイント 騰落率:-2.95% レッドチップ指数 引値:3434.36ポイント 前日比:-55.13ポイント 騰落率:-1.58% |
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17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比1.00%安の3088.89ポイントだった。深セン成分指数は1.32%安の11087.54ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5393億8900万元だった。
上海総合指数は前日のNY市場が下落した流れを引き継ぎ、マイナス圏で軟調に推移した。中国本土で16日に2万3276人の新型コロナウイルスの新規感染が確認されており、感染の再拡大が嫌気された。また、世界景気の減速なども警戒され、相場の重しとなった。指数は結局、心理的節目の3100ポイントを下回る水準で前場の取引を終えた。セクター別では、貴金属とバッテリー素材が全面安となったほか、石炭や太陽光発電設備も売られた。半面、医薬品販売、ゲーム、漢方薬などが買われた。 上海B株指数は0.91%安の288.46ポイント、深センB株指数は1.29%安の1122.26ポイントだった。 |
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