17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比1.00％安の3088.89ポイントだった。深セン成分指数は1.32％安の11087.54ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5393億8900万元だった。

　上海総合指数は前日のNY市場が下落した流れを引き継ぎ、マイナス圏で軟調に推移した。中国本土で16日に2万3276人の新型コロナウイルスの新規感染が確認されており、感染の再拡大が嫌気された。また、世界景気の減速なども警戒され、相場の重しとなった。指数は結局、心理的節目の3100ポイントを下回る水準で前場の取引を終えた。セクター別では、貴金属とバッテリー素材が全面安となったほか、石炭や太陽光発電設備も売られた。半面、医薬品販売、ゲーム、漢方薬などが買われた。

　上海B株指数は0.91％安の288.46ポイント、深センB株指数は1.29％安の1122.26ポイントだった。

上海総合指数
　引値：3088.89ポイント
　前日比：-31.09ポイント
　騰落率：-1.00％

上海B株指数
　引値：288.46ポイント
　前日比：-2.65ポイント
　騰落率：-0.91％

深セン成分指数
　引値：11087.54ポイント
　前日比：-148.02ポイント
　騰落率：-1.32％

深センB株指数
　引値：1122.26ポイント
　前日比：-14.69ポイント
　騰落率：-1.29％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3779.46ポイント
　前日比：-54.93ポイント
　騰落率：-1.43％

■午後0時までの記事一覧：

【香港】中国太平洋保険の子会社2社、1−10月の保険料収入は8％増
【香港】中国太平保険の子会社3社、1−10月の保険料収入は2％増
【香港】中国神華能源、10月の石炭販売量は2％増
【香港】協同通信集団、売買単位引き上げを発表
【香港】テンセント、特別中間配当　美団の株式を分配へ
【香港】石薬集団の脳梗塞治療薬、虚血性脳卒中への使用認可取得
【香港】澳門博彩控股、傘下IRの幹部が相次ぎ離職
【香港】美団、テンセントの劉総裁が非執行取締役を辞任
【香港】申酉控股が社名変更、21日から「維港育馬」に
【香港】テンセント幹部、チャイナ・ユニコムとの共同出資会社「確実に設立」
【香港】国美零售が安い、創業者が保有株4億株超を売却

【中国】海南航空控股、10月の旅客数は71％減
【中国】深セン市物業発展、江蘇省の開発用地を取得
【中国】上海国際機場、10月の上海浦東空港利用者数は50％減
【中国】人民元の17日の基準値は1米ドル＝7.0655元、前日比で0.413％元安
【中国】中青旅控股、1億2900万元の補助金獲得
【中国】*ST華電能源が取引停止、資産購入計画をCSRCが審査
【中国】上海隧道工程、道路工事を20億6500万元で受注
【中国】新型コロナ、16日の本土感染者数は2万3276人＝中国衛生当局