マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比1.14%安の18133.49ポイントだった。中国企業指数は1.54%安の6172.87ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1004億9000万HKドルと1000億HKドルの大台に乗せた。
ハンセン指数は安く始まった後、序盤は前日終値を挟んで一進一退の展開。中国政府が景気刺激策を打ち出すとの見方は根強いものの、ウクライナとロシアを巡る地政学リスクの高まりを受けた売りに押されたもよう。中国本土で15日の新型コロナウイルス新規感染者が2万人を超えたことで行動制限などの対策強化が警戒され、指数は前引けにかけて下げ幅を拡大。きょうの中国本土相場が下げて前場の取引を終えたことも投資家心理を悪化させた。 個別では、不動産株の碧桂園(02007)と碧桂園服務(06098)、龍湖集団(00960)が急落した。ハイテク株のJDドットコム(09618)と美団(03690)、小米集団(01810)、舜宇光学科技(02382)はそろって大幅に反落。自動車株の吉利汽車(00175)、乳業大手の中国蒙牛乳業も安い。半面、香港地場の長江実業集団(01113)と長江インフラ(01038)、ビール大手のバドワイザーAPAC(01876)や通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)が買われている。 |
|
||
ハンセン指数
引値:18133.49ポイント 前日比:-209.63ポイント 騰落率:-1.14% 中国企業指数 引値:6172.87ポイント 前日比:-96.42ポイント 騰落率:-1.54% レッドチップ指数 引値:3499.15ポイント 前日比:-11.63ポイント 騰落率:-0.33% |
|
||
16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.22%安の3127.33ポイントだった。深セン成分指数は0.55%安の11289.46ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6207億9800万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の展開が続いた。根強い政策期待が下値を支えたが、前日に心理的節目の3100ポイントを上抜け、終値ベースで9月15日以来2カ月ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定売りが重荷となった。中国国内で広東省などを中心に新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、15日の新規感染者が2万人を超えたことも嫌気されたもよう。 セクター別では、太陽光発電設備、電源設備、漢方薬、バッテリー素材が安い。半面、教育、文化・メディア、ゲーム、軍需関連が買われた。 上海B株指数は0.57%安の290.98ポイント、深センB株指数は0.14%高の1139.69ポイントだった。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
15:02 | [企業] 新希望六和、8月の豚販売頭数は3%減 |
14:56 | [企業] 招商局蛇口工業区控股、8月の不動産販売額は140億元 |
14:44 | [企業] 安徽江淮汽車集団、8月の自動車販売台数は4%増 |
14:28 | [企業] 保利発展控股集団、8月の不動産販売額は29%減 |
12:49 | [企業] 上海復星医薬のボツリヌス注射液、販売認可を取得 |
レポート |