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指数: 15分ディレイ
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11日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日ぶりに反発。前場終値は前日比5.48%高の16962.55ポイントだった。中国企業指数は5.59%高の5720.18ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で863億9000万HKドル。
ハンセン指数は全面高の展開。米連邦準備理事会(FRB)が利上げを緩めるとの見方から前日の米株式相場が急伸した流れを引き継いだ。米10月消費者物価指数(CPI)が予想を下回る伸びとなったことで、FRBが12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅をこれまでの0.75%から0.5%へ縮小するとの観測が広がっている。10日の米債券市場で米長期金利が急低下し、外国為替市場で米ドルが急落したこともあって、朝方は心理的節目の17000ポイントを上回る水準で推移した。 個別では、不動産開発の碧桂園(02007)と龍湖集団(00960)が約25%高と急騰。時価総額が大きい美団(03690)とJDドットコム(09618)、AIAグループ(01299)が大きく買われている。不動産管理の碧桂園服務(06098)、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)、電動工具の創科実業(00669)、医薬品受託開発の李寧(02331)も高い。 |
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ハンセン指数
引値:16962.55ポイント 前日比:881.51ポイント 騰落率:5.48% 中国企業指数 引値:5720.18ポイント 前日比:303.05ポイント 騰落率:5.59% レッドチップ指数 引値:3269.53ポイント 前日比:130.17ポイント 騰落率:4.15% |
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11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反発。前場終値は前日比1.51%高の3081.85ポイントだった。深セン成分指数は2.07%高の11134.05ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7001億1300万元だった。
上海総合指数はプラス圏で堅調に推移し、上昇率は一時2%を超え、心理的節目の3100ポイントに乗せる場面もあった。米連邦準備理事会(FRB)が利上げを緩めるとの見方から前日のNY市場が大幅上昇した流れを引き継いだほか、上海総合指数は前日まで3日続落した後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも広がった。習近平国家主席とバイデン米大統領が14日にインドネシアのバリ島で会談することが決まり、両国関係の対立が和らぐとの期待も投資家心理を強気に傾けた。セクター別では、貴金属が全面高となったほか、医療サービスやバイオ、不動産サービスや不動産開発などを中心に幅広いセクターで買いが優勢だった。半面、国内で新型コロナウイルスの感染が再拡大していることを受け、航空・空港運営、観光・ホテルなどが売られた。 上海B株指数は0.81%高の291.87ポイント、深センB株指数は0.50%高の1121.20ポイントだった。 |
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