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9日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前日比0.53%安の3048.17ポイントだった。深セン成分指数は0.79%安の11055.29ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7786億8100万元だった。
上海総合指数はほぼ横ばいで寄り付いた後に前日終値を挟んだ一進一退の展開だったが、前場半ば以降はマイナス圏に沈んだ。当局の景気テコ入れ策への期待が根強い半面、国内の新型コロナウイルス感染者数が急増していることが重しとなった。8日の新規感染者は上海市でロックダウン(都市封鎖)が実施されていた4月下旬以来の高水準を更新しており、「ゼロコロナ」政策による行動制限が景気回復の足かせになるとの懸念が強まった。もっとも、3050ポイント付近では下げ渋り、後場はおおむね同水準付近でもみ合った。 セクター別では、保険が全面安。風力発電設備、バッテリー、コンピューターも下げが目立った。半面、貴金属が全面高となったほか、漢方薬、化学製薬、観光・ホテルが高い。銀行間債券市場で民営企業起債支援ツールが拡充されたことを受けて不動産開発、不動産サービスも買われた。 A株市場では、音響機器・電子部品メーカーの歌爾(002241)がストップ安。歌爾は8日大引け後、海外の大口取引先からの通知を受け、1種類のスマート音響機器の生産を一時停止すると発表したが、米アップルの高級ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」の受注が削減されたとの見方が出ている。スマホ用光電子部品大手の欧菲光集団(002456)、半導体製造装置メーカーの北方華創科技集団(002371)、自動車・電池メーカーのBYD(002594)、太陽電池メーカーの隆基緑能科技(601012)も安い。半面、不動産株の華夏幸福基業(600340)、万科企業(000002)、保利発展控股集団(600048)、漢方薬メーカーの華潤三九医薬(000999)、東阿阿膠(000423)、産金株の紫金鉱業集団(601899)などが上昇した。 上海B株指数は0.21%高の290.75ポイント、深センB株指数は0.2%高の1116.91ポイントだった。 |
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上海総合指数
引値:3048.17ポイント 前日比:-16.32ポイント 騰落率:-0.53% 上海B株指数 引値:290.75ポイント 前日比:0.60ポイント 騰落率:0.21% 深セン成分指数 引値:11055.29ポイント 前日比:-87.64ポイント 騰落率:-0.79% 深センB株指数 引値:1116.91ポイント 前日比:2.19ポイント 騰落率:0.2% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3714.27ポイント 前日比:-35.06ポイント 騰落率:-0.94% |
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◆香港市場の空売り比率上位20銘柄
空売り比率は売買代金に対する空売り残高の比率 11月9日現地時間午後0時25分時点 銘柄名 空売り残高 空売り比率 空売り比率 ※銘柄名の後に#が付く銘柄の取引通貨単位は人民元 |
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