香港証券取引所は3日、上海市場との相互株式取引「滬港通（上海・香港ストックコネクト）」の同日の統計を発表した。うち、香港株に投資する「港股通（滬）」（上海コネクト・サウスバウンド）の取引状況は次の通り。

■港股通（上海→香港）
　　当日の売買代金：147億7880万HKドル
　　買い代金：89億5120万HKドル
　　売り代金：58億2760万HKドル

■当日の売買代金上位10銘柄

1 テンセント（00700）
　　売買代金：1,718百万HKドル
　　買い代金：1,222百万HKドル
　　売り代金：495百万HKドル

2 康希諾生物（06185）
　　売買代金：1,094百万HKドル
　　買い代金：525百万HKドル
　　売り代金：569百万HKドル

3 美団（03690）
　　売買代金：723百万HKドル
　　買い代金：463百万HKドル
　　売り代金：260百万HKドル

4 ハンセン中国企業指数ETF（02828）
　　売買代金：545百万HKドル
　　買い代金：477百万HKドル
　　売り代金：68百万HKドル

5 薬明生物技術（02269）
　　売買代金：479百万HKドル
　　買い代金：334百万HKドル
　　売り代金：145百万HKドル

6 思摩爾国際（06969）
　　売買代金：397百万HKドル
　　買い代金：231百万HKドル
　　売り代金：166百万HKドル

7 CNOOC（00883）
　　売買代金：320百万HKドル
　　買い代金：209百万HKドル
　　売り代金：111百万HKドル

8 石薬集団（01093）
　　売買代金：283百万HKドル
　　買い代金：113百万HKドル
　　売り代金：170百万HKドル

9 チャイナ・ユニコム（00762）
　　売買代金：278百万HKドル
　　買い代金：179百万HKドル
　　売り代金：99百万HKドル

10 微盟集団（02013）
　　売買代金：262百万HKドル
　　買い代金：139百万HKドル
　　売り代金：123百万HKドル

　香港証券取引所は3日、上海市場との相互株式取引「滬港通（上海・香港ストックコネクト）」の同日の統計を発表した。うち、上海A株に投資する「滬股通」（上海コネクト・ノースバウンド）の取引状況は次の通り。

■滬股通（香港→上海）
　　当日の売買代金：443億6386万元
　　買い代金：210億2783万元
　　売り代金：233億3603万元

■当日の売買代金上位10銘柄

1 貴州茅台酒（600519）
　　売買代金：2,497百万元
　　買い代金：1,108百万元
　　売り代金：1,388百万元

2 隆基緑能科技（601012）
　　売買代金：1,517百万元
　　買い代金：789百万元
　　売り代金：728百万元

3 中国旅遊集団中免（601888）
　　売買代金：930百万元
　　買い代金：479百万元
　　売り代金：451百万元

4 中国長江電力（600900）
　　売買代金：898百万元
　　買い代金：199百万元
　　売り代金：699百万元

5 中国聯合網絡通信（600050）
　　売買代金：644百万元
　　買い代金：129百万元
　　売り代金：515百万元

6 江蘇恒瑞医薬（600276）
　　売買代金：639百万元
　　買い代金：389百万元
　　売り代金：250百万元

7 固徳威技術（688390）
　　売買代金：620百万元
　　買い代金：135百万元
　　売り代金：485百万元

8 寧波徳業科技（605117）
　　売買代金：577百万元
　　買い代金：285百万元
　　売り代金：292百万元

9 通威（600438）
　　売買代金：568百万元
　　買い代金：394百万元
　　売り代金：174百万元

10 江蘇中天科技（600522）
　　売買代金：567百万元
　　買い代金：200百万元
　　売り代金：368百万元

　3日のNY株式相場は4日続落。前日の米連邦公開市場委員会（FOMC）で利上げの長期化が示唆されたことで、金利の上昇が引き続き嫌気されたほか、翌日に発表される米10月雇用統計への警戒感も重しとなった。

　ダウ平均は朝方に420米ドル安まで下落後、37米ドル高まで上昇したものの、146.51米ドル安（-0.46％）で終了し、S&P500も1.06％安で終了。ハイテク株主体のナスダック総合は1.73％安となった。主要3指数はそろって4日続落し、週初来ではダウ平均が2.62％安、S&P500が4.64％安となり、ナスダック総合は6.84％安となった。

　利上げの長期化見通しを受けて、政策金利に敏感な米2年債利回りは2007年7月以来となる4.74％台に上昇し、米10年債利回りも前日の4.06％台から一時4.22％台まで上昇した。

　業種別ではエネルギー、資本財、素材など5セクターが上昇し、IT、コミュニケーション、金融、一般消費財など6セクターが下落した。ダウ平均採用銘柄はボーイングが6.34％高、キャタピラーが2.20％高となった一方、アップル、ビザが3-4％下落し、マイクロソフト、ウォルト・ディズニー、セールスフォースなども2％超下落した。

　経済指標は、新規失業保険申請件数が21.7万件と予想の22.0万件を下回るやや強い結果となった一方、10月ISM非製造業PMIは54.4と予想の55.5を下回った。