マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
3日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。終値は前日比0.19%安の2997.81ポイントだった。深セン成分指数も0.34%安の10840.06ポイントと3日ぶりに反落。上海、深セン両市場の売買代金は概算で8865億3500万元だった。
上海総合指数は安く始まり、おおむねマイナス圏でもみ合った。前日は幅広いセクターが上昇しただけに、いったん利益を確定する売りが優勢。中国景気の先行きに不安がくすぶる上、人民元安の進行も嫌気された。結局、前日に回復していた心理的節目の3000ポイントをわずかに割り込んで引けた。 セクター別ではゲームやソフトウエア開発、教育、保険が下落した半面、半導体、太陽光発電設備、観光、造船が上昇した。 A株市場ではハイテク株の用友網絡科技(600588)、啓明星辰信息技術集団(002439)、歌爾(002241)、隆基緑能科技(601012)の下げがきつい。製薬の上海復星医薬(600196)、宅配便の順豊控股(002352)も大幅安だった。一方、教育事業の中公教育科技(002607) やLED用チップメーカーの三安光電(600703)が急上昇。半導体製造装置の北方華創科技集団(002371)、小売り大手の王府井集団(600859)も買われた。 上海B株指数は0.32%安の284.80ポイント、深センB株指数は0.29%安の1078.11ポイントとともに3日ぶりに反落した。 |
|
||
上海総合指数
引値:2997.81ポイント 前日比:-5.56ポイント 騰落率:-0.19% 上海B株指数 引値:284.80ポイント 前日比:-0.92ポイント 騰落率:-0.32% 深セン成分指数 引値:10840.06ポイント 前日比:-37.45ポイント 騰落率:-0.34% 深センB株指数 引値:1078.11ポイント 前日比:-3.12ポイント 騰落率:-0.29% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3647.90ポイント 前日比:-29.91ポイント 騰落率:-0.81% |
|
||
3日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比2.82%安の15381.11ポイントだった。中国企業指数は3.06%安の5191.05ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で561億5000万HKドルだった。
ハンセン指数は安く寄り付くと、じりじりと下げ幅を拡大した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長のタカ派的発言を嫌気する売りが出た。米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場予想通りに0.75%の利上げが決定され、声明文では将来の政策変更の可能性が示唆されたものの、パウエルFRB議長が会見で、「インフレは依然高すぎる」、「利上げ停止を議論するのは時期尚早」、「利上げの最終地点は従来の予想より高くなる」などと発言したことで、米利上げの長期化による景気悪化への懸念が高まった。 個別では、製薬株の石薬集団(01093)、中国生物製薬(01177)や、マカオカジノのサンズ・チャイナ(01928)が大幅に反落。海運株の東方海外(00316)、大型ネット株のネットイース(09999)、アリババ集団(09988)、百度(09888)も下げがきつい。半面、香港不動産株の恒隆地産(00101)や、テンセント(00700)と共同でコンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDN)やエッジコンピューティングを手掛ける新会社を設立する計画を明らかにした通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)、太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(00968)が買いを集めた。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
12:29 | [投資] 海爾智家の目標株価26HKドル、7−8月に販売加速=モルスタ |
11:46 | [業界] 今週の期待材料・懸念材料 |
11:33 | [企業] 上海汽車集団、8月の新車販売台数は39%減 |
11:28 | [企業] 蔚来集団が急伸、4−6月期売上高は過去最高を更新 |
11:15 | [企業] 大衆交通が株価高騰の説明公告、前週に連日のストップ高 |
レポート |