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指数: 15分ディレイ
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3日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比2.82%安の15381.11ポイントだった。中国企業指数は3.06%安の5191.05ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で561億5000万HKドルだった。
ハンセン指数は安く寄り付くと、じりじりと下げ幅を拡大した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長のタカ派的発言を嫌気する売りが出た。米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場予想通りに0.75%の利上げが決定され、声明文では将来の政策変更の可能性が示唆されたものの、パウエルFRB議長が会見で、「インフレは依然高すぎる」、「利上げ停止を議論するのは時期尚早」、「利上げの最終地点は従来の予想より高くなる」などと発言したことで、米利上げの長期化による景気悪化への懸念が高まった。 個別では、製薬株の石薬集団(01093)、中国生物製薬(01177)や、マカオカジノのサンズ・チャイナ(01928)が大幅に反落。海運株の東方海外(00316)、大型ネット株のネットイース(09999)、アリババ集団(09988)、百度(09888)も下げがきつい。半面、香港不動産株の恒隆地産(00101)や、テンセント(00700)と共同でコンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDN)やエッジコンピューティングを手掛ける新会社を設立する計画を明らかにした通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)、太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(00968)が買いを集めた。 |
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ハンセン指数
引値:15381.11ポイント 前日比:-446.06ポイント 騰落率:-2.82% 中国企業指数 引値:5191.05ポイント 前日比:-163.98ポイント 騰落率:-3.06% レッドチップ指数 引値:2966.10ポイント 前日比:-37.99ポイント 騰落率:-1.26% |
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3日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.63%安の2984.43ポイントだった。深セン成分指数も0.84%安の10786.12ポイントと3日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5745億400万元だった。
上海総合指数は安く始まった。前日は幅広いセクターが上昇しただけに、いったん利益を確定する売りが優勢。安値を拾う買いが入って指数が小高くなる場面があったものの、結局は心理的節目の3000ポイントを割り込んで前場の取引を終えた。人民元安の進行も嫌気された。 セクター別では保険が軒並み安だったほか、ゲームやソフトウエア開発、通信サービスが下落。半面、太陽光発電設備、観光、造船、半導体が上昇している。 上海B株指数は0.60%安の284.00ポイント、深センB株指数は0.68%安の1073.85ポイントとともに3日ぶりに反落した。 |
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