NYMEX原油 中心限月
　　終値：90.00
　　前日比：1.63
　　騰落率：1.84％

　COMEX金 中心限月
　　終値：1650.00
　　前日比：0.30
　　騰落率：0.02％

　LME銅 3カ月物
　　終値：7626.35
　　前日比：-25.65
　　騰落率：-0.34％

　LME銅 3カ月物
　　終値：2256.39
　　前日比：9.24
　　騰落率：0.41％

　3日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。前日に終値ベースで回復していた心理的節目の3000ポイントを割り込んで寄り付いた。前日は幅広いセクターで買いが優勢だっただけに、利益確定の売りが先行。人民元安の進行も嫌気されている。

　指数は日本時間午前10時43分現在、前日比0.22％安の2996.75ポイントで推移している。セクター別では、医薬品・医療関連や教育、ゲーム、保険が下落。半面、化学肥料や太陽光発電設備、半導体が上昇している。

　3日の香港市場でハンセン指数は反落スタート。米連邦準備理事会（FRB）のパウエル議長のタカ派的発言を嫌気して売りが先行している。米連邦公開市場委員会（FOMC）で市場予想通りに0.75％の利上げが決定され、声明文では将来の政策変更の可能性が示唆されたものの、パウエルFRB議長が会見で、「インフレは依然高すぎる」、「利上げ停止を議論するのは時期尚早」、「利上げの最終地点は従来の予想より高くなる」などと発言したことで、米利上げの長期化による景気悪化への懸念が高まった。

　指数は日本時間午前10時40分現在、前日比1.48％安の15593.42ポイントで推移している。個別では、医薬株の石薬集団（01093）、海運株の東方海外（00316）や、大型ネット株のアリババ集団（09988）、百度（09888）、ネットイース（09999）が安い。半面、通信キャリア大手のチャイナ・ユニコム（00762）が大幅に続伸している。