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指数: 15分ディレイ
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2日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比1.74%高の15724.23ポイントだった。中国企業指数は1.95%高の5310.94ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で761億8000万HKドルだった。
ハンセン指数は序盤に安く推移したものの上げに転じた。前日に続いて値ごろ感のある銘柄が物色されたほか、医薬品株が大きく買われて相場を押し上げた。康希諾生物(06185)の吸入型新型コロナウイルスワクチンの接種が江蘇省の13都市で行われると伝わり、バイオ医薬関連銘柄が上昇した。1日の米株式相場は続落したものの、きょうはダウ平均指数先物や中国本土相場が上昇し、投資家が運用リスクを取りやすくなった。なお、香港天文台が現地時間午後1時40分までに台風警報を「シグナル8」に切り替えると発表した。香港証券取引所は規定に従い、シグナル8発令の15分後に取引を停止する見通し。 個別では、時価総額が大きい美団(03690)とAIAグループ(01299)が買われ、相場を支えた。不動産開発の碧桂園(02007)と龍湖集団(00960)が約13%高。医薬品関連の石薬集団(01093)、中国生物製薬(01177)、阿里健康(00241)、翰森製薬(03692)、薬明生物技術(02269)はそろって上昇した。一方、パソコン大手のレノボグループ(00992)、香港不動産株の恒隆地産(00101)が売られた。 |
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ハンセン指数
引値:15724.23ポイント 前日比:268.96ポイント 騰落率:1.74% 中国企業指数 引値:5310.94ポイント 前日比:101.34ポイント 騰落率:1.95% レッドチップ指数 引値:2994.81ポイント 前日比:51.27ポイント 騰落率:1.74% |
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2日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.88%高の2995.26ポイントだった。深セン成分指数は1.10%高の10852.86ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6077億9600万元だった。
上海総合指数は前日のNY市場が下落した流れを引き継いで安く始まったものの、ほどなくプラス圏に浮上し、上げ幅を拡大すると、心理的節目の3000ポイントまであとわずかに迫った。ここ最近の下落を受けて値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がったほか、政策支援や景気回復への期待も買いを支えた。セクター別では、自動車とゲームが全面高。バイオ、製薬、漢方薬など医薬関連も買われた。半面、銀行や保険、証券など金融関連が売られたほか、電力や風力発電設備も安い。 上海B株指数は0.46%高の284.00ポイント、深センB株指数は0.24%高の1073.60ポイントだった。 |
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