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指数: 15分ディレイ
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1日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに大幅反発。前場終値は前日比2.36%高の15033.28ポイントだった。中国企業指数は2.24%高の5049.30ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で652億4000万HKドル。
ハンセン指数は高く始まり、序盤に急伸。前日終値は約13年6カ月ぶりの安値を連日で更新しただけに、割安感に着目した買い戻しが幅広いセクターで先行した。10月31日のNY市場でダウ平均は7営業日ぶりに反落したが、アジア時間きょうのダウ平均指数先物が上昇したことで地合いが改善。中国本土相場の上昇も投資家心理を支えた。上昇率が4%を超えた後は上げ幅を縮めたものの、朝方に上抜けていた心理的節目の15000ポイントを守って前場の取引を終えた。 個別では、大型ネット株の美団(03690)、テンセント(00700)、アリババ集団(09988)、アジア保険会社のAIAグループ(01299)が大きく買われて相場の上昇を主導。急落が続いていた不動産開発の龍湖集団(00960)は買い直された。製薬の中国生物製薬(01177)、ビール大手の華潤ビール(00291)、スマートフォン部品の舜宇光学科技(02382)も高い。半面、前日高かったパソコン大手のレノボグループ(00992)が大幅に反落。不動産株の中国海外発展(00688)、本土系銀行株の中国建設銀行(00939)と中国工商銀行(01398)が続落している。 |
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ハンセン指数
引値:15033.28ポイント 前日比:346.26ポイント 騰落率:2.36% 中国企業指数 引値:5049.30ポイント 前日比:110.74ポイント 騰落率:2.24% レッドチップ指数 引値:2876.04ポイント 前日比:45.07ポイント 騰落率:1.59% |
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1日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.86%高の2918.28ポイントだった。深セン成分指数は1.21%高の10523.26ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5908億7200万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、心理的節目の2900ポイントに乗せ、上げ幅を拡大した。前日まで3営業日続落し、終値ベースで今年4月26日以来およそ6カ月ぶりの安値を更新した後とあって、買い戻しが入った。寄り付き後に発表された10月の財新中国製造業PMIが49.2と3カ月連続で50を割り込んだものの、市場予想の49を上回り、前月比で1.1ポイント上昇したことも好感されたもよう。もっとも、2950ポイント付近で伸び悩むと、その後はもみ合いながら上げ幅をやや縮小した。 セクター別では、電源設備、太陽光・風力発電設備、酒造、バッテリー素材が高い。半面、医療設備、漢方薬、石炭が売られた。 上海B株指数は0.35%高の279.03ポイント、深センB株指数は0.63%高の1062.45ポイントだった。 |
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