週明け31日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。前週末のNY市場は大幅に上昇したものの、米連邦公開市場委員会（FOMC）を前に様子見ムードが強まっているもよう。また、米ドル高を受けた新興国市場からの資金流出懸念や中国の新指導部による経済政策への不安感も強く、上値を重くしている。中国の国家統計局が発表した2022年10月の製造業購買担当者景気指数（PMI）は49.2となり、市場予想（50.0）を下振れた。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前営業日比1.04％安の14708.52ポイントで推移している。個別では、龍湖集団（00960）が20％超下げているほか、新奥能源（02688）、碧桂園（02007）などの下落も目立つ。半面、レノボグループ（00992）や中銀香港（02388）などが買われている。

上海総合指数
　始値：2893.20ポイント
　前日比：-22.73ポイント
　騰落率：-0.78％

上海B株指数
　始値：281.93ポイント
　前日比：-1.14ポイント
　騰落率：-0.4％

深セン成分指数
　始値：10304.20ポイント
　前日比：-97.64ポイント
　騰落率：-0.94％

深センB株指数
　始値：1070.22ポイント
　前日比：-2.15ポイント
　騰落率：-0.2％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3504.51ポイント
　前日比：-36.82ポイント
　騰落率：-1.04％

ハンセン指数
　始値：14830.69ポイント
　前日比：-32.37ポイント
　騰落率：-0.22％

中国企業指数
　始値：5013.85ポイント
　前日比：-15.13ポイント
　騰落率：-0.3％

レッドチップ指数
　始値：2956.34ポイント
　前日比：-2.05ポイント
　騰落率：-0.07％