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指数: 15分ディレイ
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28日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに大幅反落。前場終値は前日比2.32%安の15069.69ポイントだった。中国企業指数は2.87%安の5092.61ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で598億HKドル。
ハンセン指数は朝方に小安く推移した後、ほぼ一本調子で下げ幅を拡大。27日のNY市場で主力ハイテク株が売られた流れが香港市場にも波及した。不動産企業の債務問題が改めて意識された上、中国本土相場の下落も投資家心理を冷やし、幅広いセクターで売りが優勢となった。米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの期待から序盤は小幅ながら上げに転じる場面があったものの、以後に急落して前場の安値圏で引けた。 個別では、不動産株の碧桂園(02007)や碧桂園服務(06098)、龍湖集団(00960)が大幅に続落。海運の東方海外(00316)と乳業大手の中国蒙牛乳業(02319)の下げもきつい。大型ネット株のテンセント(00700)、美団(03690)、JDドットコム(09618)、アリババ集団(09988)はそろって売られた。一方、香港公益株の電能実業(00006)と中電控股(00002)、不動産投資信託のLink REIT(00823)が逆行高。 |
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ハンセン指数
引値:15069.69ポイント 前日比:-358.25ポイント 騰落率:-2.32% 中国企業指数 引値:5092.61ポイント 前日比:-150.25ポイント 騰落率:-2.87% レッドチップ指数 引値:2998.50ポイント 前日比:-63.27ポイント 騰落率:-2.07% |
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28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.83%安の2958.25ポイントだった。深セン成分指数は1.62%安の10576.06ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5622億6200万元だった。
上海総合指数は安く寄り付くと、終始マイナス圏でもみ合った。為替相場で人民元レートが再び人民元安・米ドル高に振れ、中国本土からの資金流出懸念が重荷となった。中国の新指導部による経済政策への不安感も根強い。一方、7−9月期決算の発表が本格化する中、業績や見通しを手掛かりとした売買が活発だった。 セクター別では、鉄鋼、自動車が全面安。ガラス繊維、化学、農業関連、電池も売られた。半面、貴金属、観光・ホテル、半導体が堅調だった。 上海B株指数は0.63%安の286.91ポイント、深センB株指数は1.86%安の1080.23ポイント。 |
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