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指数: 15分ディレイ
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25日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.87%高の15313.22ポイントだった。中国企業指数は1.78%高の5205.42ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で849億6000万HKドル。
ハンセン指数は強弱材料が入り混じるなか、値動きの荒い展開。前日比の上昇率と下落率がともに1%を超える場面があった。米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを減速するとの期待から24日の米国株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、香港市場でも買い戻しが入ったもよう。一方、中国の新指導部の経済政策に対する不安や、人民元安の進行が相場の重荷。もっとも、心理的節目の15000ポイントを割り込む水準では買い戻しが入って指数を押し上げた。中国本土相場が上昇して前場の取引を終えたことも投資家心理を支えた。 個別では、ハイテク株のJDドットコム(09618)、アリババ集団(09988)、小米集団(01810)、レノボグループ(00992)、SMIC(00981)、美団(03690)がそろって反発。医薬品ネット通販の阿里健康(00241)、火鍋チェーンの海底撈国際(06862)は急上昇した。半面、不動産株の中国海外発展(00688)、新鴻基地産(00016)、新世界発展(00017)、九龍倉置業地産(01997)が下落率上位を占めた。 |
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ハンセン指数
引値:15313.22ポイント 前日比:132.53ポイント 騰落率:0.87% 中国企業指数 引値:5205.42ポイント 前日比:90.94ポイント 騰落率:1.78% レッドチップ指数 引値:3115.07ポイント 前日比:-13.62ポイント 騰落率:-0.44% |
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25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.74%高の2999.55ポイントだった。深セン成分指数は0.52%高の10750.66ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5250億5600万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。安く寄り付いた後、序盤は売り一巡後にプラス圏に切り返したものの、勢いが続かなかった。その後はじりじりと下げ幅を拡大したが、前場終盤に再びプラス圏に急浮上し、心理的節目の3000ポイントの手前で引けた。中国新指導部の経済や対外政策を巡る先行き不透明感がくすぶる中、為替市場で人民元安が止まらず、中国本土からの資金流出への懸念が重荷となる半面、前日の急落で反発狙いの買いが入ったもよう。 セクター別では、太陽光発電設備、ガラス繊維、自動車、観光ホテルが高い。半面、教育、医療機器、漢方薬が売られたほか、前日に高かった貴金属が反落した。 上海B株指数は0.48%安の284.57ポイント、深センB株指数は0.24%安の1099.48ポイントだった。 |
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